貫ききった構成は手堅くウィーン風の解釈*カーゾン、ウィーン八重奏団員 シューベルト・ピアノ五重奏曲「ます」
通販レコードのご案内 音楽も深くて、演奏は透明〜オーストリア出身のシューベルトも納得するだろう。
《独 "ORIGINAL RECORDING BY THE DECCA" 復刻版》DE DECCA SXL2110 カーゾン&ウィーン八重奏団員 シューベルト・鱒 淡々とした美しさを奥深い透明感で貫いて描ききる素晴らしい名演。ウィーンの名手達が弾力的なリズム感と固い構成感で全体を見失わせない実に上手い設計で聴かせてくれる。
一貫して広がりを持った、豊かで伸びやかな感性に溢れている。こうした表現は、当時のウィーン・フィルのトップ、ボスコフスキーやヒューブナーらの名手。オーストリア出身のシューベルトも納得するだろう最もウィーン風の解釈。ピアノは、ヴィエンナ・オクテットとの共演では必ずと言って登場するケテルビーを叔父に持つクリフォード・カーゾン。グルダ・スコダ・デムスのウィーン三羽烏にもう一羽加えて、ウィーン四羽烏と呼びたくなる位、ボスコフスキーらに打解けています。
ピアニストとして唯一「サー」の称号を与えられたカーゾンは、師匠シュナーベルゆずりのモーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームスなどドイツ・オーストリア系の作品を得意とし、その透明な音色と品格ある音楽性で圧倒的な支持を得ました。本盤でも、ウィーン八重奏団員の面々と優雅で風格ある演奏を聴かせてくれます。
ウィーン・フィルの名手たちとカーゾン共演の名盤。ドイツ・プレス、"ORIGINAL RECORDING BY THE DECCA" 復刻版。
初期盤・クラシックレコード専門店「RECORD SOUND」
クリフォード・カーゾンは1907年、ロンドン生まれのピアニスト。1982年没。著名な作曲家ケテルビーを叔父にもつ。13歳で王立音楽院に入学し、在学中の17歳の時に大指揮者ヘンリー・ウッドに見だされ彼が創設したプロムナード・コンサートに10回も出演。その後ドイツへ渡りアルトゥール・シュナーベルに師事。1939年には米国デビューも果たし、欧米を股に掛け活躍した。師匠譲りのモーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト演奏で高い評価を得た。
ウィーン八重奏団は1947年、当時ウィーン・フィルのコンサートマスターだったヴィリー・ボスコフスキーと首席クラリネット奏者だったアルフレート・ボスコフスキー兄弟を中心に結成された。ヴァイオリン2、ヴィオラ、チェロ、コントラバスの弦5人と、クラリネット、ホルン、ファゴットの管3人からなる。今日までウィーン・フィルの名手たちによって受け継がれてきた伝統の音色が魅力。
Ensemble – Members Of The Vienna Octet
Cello – Nikolaus Hübner
Double Bass – Johann Krump
Viola – Günther Breitenbach
Violin – Willi Boskovsky
1957年11月、ウィーン優秀録音、名演、名盤。
通販レコード詳細・コンディション、価格
プロダクト
Schubert, Clifford Curzon With Members Of The Vienna Octet – The "Trout" Quintet – DECCA SXL2110- レコード番号
- SXL2110
- 作曲家
- フランツ・シューベルト
- 演奏者
- クリフォード・カーゾン
- オーケストラ
- ウィーン八重奏団員
- 録音種別
- STEREO
"ORIGINAL RECORDING BY THE DECCA" 復刻版, STEREO 1枚組(180g), Stamper 1K/1K。
コンディション
- ジャケット状態
- M-
- レコード状態
- M-
- 製盤国
- DE(ドイツ)盤
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34-21095
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