(ご案内)
- 期日
- 平成31年3月24日(第4日曜) P.M. 1:30〜
- 場所
- 熊本市中央区細工町 五福公民館 2F
早いもので平成30年度も年度末を迎えました。来月には新元号が何となるか気になるところです。そして五月からは新しい元号元年となるものと思われます。そうなりますと、この蓄音器を楽しむ会は昭和63年(1988年)博物館が始まってから、平成時代を通じ、途中で名稱は變って、少人数とはなりましたが、新しい元号まで30年以上続いていることになりそうです。「3月の忘れ雪」という言葉もあります。体調にお気をつけ下さい。(3/9 小出)
第1部 ヨハン・シュトラウス2世作曲ウィンナ・ワルツ特集
世界中でヨハン・シュトラウスの音楽は愛され続け、毎年、ウィーン・フィルが元旦に演奏するニューイヤーコンサートでは、ほとんどが「ワルツ王」の曲であるにもかかわらず、各国に衛星中継され、高視聴率をあげています。1959年にテレビで中継生放送が始まりました。日本のクラシック・ファンには元日のゴールデンタイムの楽しみ。このコンサートを開始したのが、クレメンス・クラウスでした。彼が指揮したウィーン国立歌劇場の録音のほか、エーリッヒ・クライバーの名演奏で魅惑のウィンナ・ワルツへご案内!
ベートーヴェンの交響曲シリーズは、「英雄」交響曲を4月に、第4交響曲を5月に、メンゲルベルク指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ演奏のレコードで鑑賞します。
第2部 平成版・名演新百選(第11回)
今回は昭和初期。昭和5年から7年に吹きこまれた、映画の主題歌としてヒットしたレコードでまとめました。歌謡曲なのですが、唱歌・抒情歌に分類されても、許されるだろう日本情緒が漂います。
女給の唄(羽衣歌子、二三吉)、侍ニッポン(徳山璉、藤本二三吉)、唐人お吉小唄(藤本二三吉)、天国に結ぶ恋(四家文子)、幌馬車の唄(和田春子=ミス・コロムビア)、片瀬波(松山時夫)の8曲を聴きます。
長年行方を捜された松山時夫。松平晃の変名とする誤解、山田道夫の変名とする推測、藤山一郎が、校外演奏を禁止した学則に反してレコードの吹込みを行なっていた時には、その名を借りた。アルバイト歌手として50曲以上を吹き込んだ、謎をときます。