(ご案内)
- 期日
- 令和元年8月25日(第4日曜) P.M. 1:30〜
- 場所
- 熊本市中央区細工町 五福公民館 2F
暑中お見舞申し上げます。地球温暖化の影響でしょうか梅雨明け後、異常な程、連日猛暑がつづいておりますが皆様お元気ですか、お伺い致します。熱中症にはご注意下さい。それに台風も次々とやって来そうな様子です。
7月例会は場所の関係もあってお休みしました。済みませんでした。今月から通常に戻って運営していきます。そうして、蓄音器で聴くSPレコードの音色と臨場感を世代の若い小学生の児童、生徒にも聴いてもらう機会を設けるべく、涼しい秋になったら企画してみたいと思っております。暑さが続きます。健康にご留意下さい。(8/10 小出)
第1部 ベートーヴェン作曲 交響曲第6番 ヘ長調 作品68《田園》
ベートーヴェンほど自然をこよなく愛し、創作の霊感を求めて森や野原や木もれ日の差す渓谷沿いの細道を歩き自然の偉大さを称えた作曲家もいないのではないでしょうか。ウィーン郊外の村々には今も「ベートーヴェンの散歩道」として残っている程です。本曲はベートーヴェンも今までの伝統を破って五つの楽章を付けているばかりでなく、各楽章には曲の内容を暗示する標題を書いています。今回の演奏は1937年(昭和12年)10.21及び22。ロンドン・クイーンズホールでの録音。BBCシンフォニーオーケストラ、指揮アルトゥーロ・トスカニーニがニューヨーク・フィルを去って、これが最初のBBCでの録音、アンチ田園的な演奏と言われていますが、シンフォニックで雄大なものです。ご期待下さい。
第2部 平成版 名曲新百選(第15回)
SPレコードとして聴くことができるのは、昭和8年頃からですが、昭和3年のヒット曲から美空ひばりまで。文部省唱歌の作曲家らが関わって興った流行歌の初期から、昭和30年まで聞いてきました。音楽学校との関わりが歌手の出身校であることだけでなかったこと、映画主題歌が多かったことを識ることが出来ました。いよいよ最後は美空ひばり登場。これも映画主題歌です。