次回のレコードコンサートを4月26日に五福公民館で行う予定で準備中です◉第73回蓄音機を楽しむ会のご案内

武者がえし

2020年03月31日 16:00


(ご案内)
新型コロナウイルスの感染拡大を防止するための関係で、公民館が全講座への部屋の貸し出しを中止しましたので、例会は休止しています。
期日
令和2年4月26日(第4日曜) P.M. 1:30〜を予定(3月12日午後6時判断時点)
場所
熊本市中央区細工町 五福公民館 2階
寒暖の差はありますものの寒さは、まだまだ続きます。皆様もどうか、体調を崩されませぬようご留意下さいませ。(2/11 小出)

第1部 ベートーヴェン作曲 ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61
 ベートーヴェン唯一のヴァイオリン協奏曲を今回はドイツ・ヴァイオリン奏法の伝統を具現するクーレンカンプの演奏で楽しみたいと思います。
もともと病弱な体質であり、昭和23年(1948年)に50歳で亡くなったため、LP時代以降の音楽ファンにはあまり知られていませんが、ピアノのウィルヘルム・ケンプと並びドイツ至高の演奏家そして教育者として、ドイツ、スイスに於いて活躍しました。「一種得も言われない朴訥な美しさをさえ感ずるであろう」クーレンカンプとイッセルシュテットによるベルリン・フィルとの見事なアンサンブル、そして素晴らしい録音。誰にも親しまれる旋律の楽しい名曲の2月例会にご期待ください。
ヴァイオリン独奏:ゲオルク・クーレンカンプ
指揮:ハンス・シュミット=イッセルシュテット、ベルリン・フィルハーモニー交響楽団。昭和11年録音。

第2部 平成版・名曲新百選より
 今回は新しい試みとして、今は亡き大矢野明氏の貴重なテープから下記の曲の解説を聴きながら、お掛けしたいと思います。
 明治一代女の唄(新橋喜代三)、流転(東海林太郎)、鴛鴦道中(上原敏、青葉笙子)、上海だより(上原敏)、湖畔の宿(高峰三枝子)ほか4曲程。お楽しみに!


昨年暮れ頃テープを整理の際以下のテープを発見しました。SP会初期と思われる[流行歌にみる昭和世代」2時間スペシャル戦前編、上村氏による解説、前半、後半、の2本。野尻一郎氏による第2部解説、の一本。第3回明生園出前コンサート、大矢野氏解説、の2本。大矢野氏の解説のみを抜粋した、「おしどり道中」「明治一代女」「流転」の3本。合計9本出てきました。
解説のみのテープは私が大矢野氏の解説蘇ると題して解説のみをテープで流して、曲を蓄音器で出すという手法で使用したものです。今後なにか役に立てば使って下さい。テープの整理は現在も実施中ですが、大変時間が掛かります。(令和2年2月8日 yuuji yoshutake)
(曲目)
藤山一郎
影を慕いて
東海林太郎
むらさき小唄
新橋喜代三
明治一代女の唄
上原敏
流轉
浅草〆香
流れ三味線
上原敏、浅草染千代
倅でかした
浅草染千代
しぐれ旅
上原敏、青葉笙子
鴛鴦道中
上原敏
上海だより
高峰三枝子
湖畔の宿
※今回はテーマ主旨により表面5曲を優先して、進行具合で残り音譜を演奏します。

蓄音機の会会員募集中

このレコードを聴いてみたい、レコードはもってるけど蓄音機がないので聴くことが出来ない、そういうレコードはいつでもご持参ください。数曲は時間のゆとりが取ってあります。
あなたの自慢のレコード、大好きな曲の思い出を教えて下さい。どうぞ、クラシックでもジャズでも、歌謡曲でも、レコードを掛けて解説をしたいという申し出も期待しています。

参加希望や問い合わせといった詳しくは「熊本ふるまち de 蓄音器で楽しむかい」へ http://amadeusrecord.info


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