感染リスクの区分をレベル2(警戒)を維持 ― 熊本県の感染者としては数えない
熊本県によると、男性は6月22日に発熱やのどの痛みがあり、25日に横浜市内の帰国者・接触者外来で検査を受けたが、PCR検査結果待たず、26日に羽田空港から熊本空港へ帰省した。友人の車で実家に戻ったが、母親は納屋に待機させ、県の相談窓口に「検査を受けた息子が帰ってきた」と電話。その後、横浜市から「陽性」の連絡が入った。
横浜市から県には6月27日午前、報告があった。県は濃厚接触者がいないかを調査中。同市によると、男性は「飛行機内ではマスクを着けていた」と説明しているという。熊本空港へ男性を迎えに来た友人は検査の結果、陰性だった。男性は実家に戻ったものの
家の中には入らず敷地内のはなれで一晩過ごしたため、家族は濃厚接触にはあたらないということです。
蒲島郁夫知事は同日の記者会見で、感染リスクレベルは「レベル2(警戒)」を維持しつつ、県内では感染が広がっていないことを理由に「県有施設の閉館などの対応策は取らない」と述べた。
男性は横浜市の感染者として数えるため、熊本県内の感染者数は48人のまま。