熊本市で新たなクラスター ― 新型コロナウイルス、中央区のラウンジで発生
熊本市は、中央区内の接待を伴う飲食店で新型コロナウイルスの新たなクラスター(感染者集団)が発生したと発表しました。
クラスターの発生は県内では8例目で、同市内では6例目です。
熊本市によりますとクラスターが発生したのは、熊本市中央区の接待を伴う飲食店(ラウンジ)で、7~9日に従業員と客の合わせて9人の感染を確認しました。従業員は19人中7人、利用客は2人。営業は7日から自粛。
この店では来店客のリストを作成していて、他の利用者が特定でき連絡先が分かることから不特定多数の感染の恐れはないとして、熊本市は店名を公表しないとしています。熊本市が関係者と連絡をとって検査を行っているということです。
また、9日までに44人の感染者が確認されている中央区のキャバクラについては、約200人のPCR検査を終えたということです。
新型コロナウイルス ― 熊本県、女性2人感染確認・熊本市で7人感染確認
熊本市と熊本県は10月10日、新たに9人(熊本市7、宇城市1、甲佐町1)の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。これで県内の感染者は681人(うち熊本市337人)となりました。
熊本県が10日に感染を確認した2人は、いずれも30歳代の宇城市の会社員女性と甲佐町の自営業女性。
熊本市が感染を確認した7人は、10~70歳代の男女だった。
また、9日に陽性と判明した東区の80歳代男性は9月20日以降、市内の医療機関に入院していたため、患者やスタッフら計95人を検査する。