クラスター発生病院の入院患者 ― 新型コロナウイルス
熊本県は11月15日、新型コロナウイルスに感染した阿蘇市の80歳代の無職男性が同日未明、入院先の医療機関で死亡したと発表した。県内で感染が確認された患者の死亡は11月6日以来で、計10人となった。
県によると、男性はクラスター(感染者集団)が発生した同市の阿蘇やまなみ病院の入院患者。
同病院のクラスター関連の死亡例は初めて。10月29日に発熱などの症状が出てPCR検査の結果、「陽性」が判明し、30日から県内の入院協力医療機関に入院。
当初は中等症だったが、11月12日までに重症化した。県は男性の死因について「確認中」としている。