阿蘇市の病院クラスター死者2人目 ― 新型コロナウイルス
熊本県は11月19日、新型コロナウイルスに感染した阿蘇市の80歳代の無職男性が同日死亡したと発表した。県内で感染が確認された患者の死亡は今月15日以来で、計11人となった。
県によると、男性はクラスター(感染者集団)が発生した同市の
阿蘇やまなみ病院の入院患者で、同病院のクラスターの死亡は2人目。県は、10月22日の感染判明後の経過や死因を公表していない。
熊本市は19日、20~70歳代の男女5人の新規感染を発表。県内での感染者は943人(うち同市480人)になった。
熊本市での発生状況(11月19日確認)- 20歳代・男性 熊本市東区 2
- 50歳代・女性 熊本市北区
- 60歳代・男性 熊本市北区
- 70歳代・女性 熊本市西区
一方、八代市は同日、鏡支所の50歳代の男性職員が感染したと発表した。市は20日、鏡支所と鏡保健センターを終日閉庁して消毒する。各種証明書の発行など窓口業務は、市仮設庁舎や各支所で対応する。
11月19日午前10時時点の県内の入院患者は前日比3人増の71人(重症1、中等症18、軽症49、無症状3)。病床稼働率は0.8ポイント増の17.8%。ホテルでの宿泊療養は1人増の10人。