従業員と客計18人感染 ― 熊本市中央区の飲食店「CLUB ZERO」で新型コロナウイルス感染クラスター 12月13日

武者がえし

2020年12月16日 05:00


熊本市の飲食店でクラスター 従業員と客計18人感染 ― 新型コロナウイルス

熊本市は12月13日、中央区新市街の接待を伴う飲食店「CLUB ZERO」(クラブ ゼロ)で、新型コロナウイルスの新たなクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。クラスターは熊本県内17例目、同市で13例目。
熊本市によると、12月9~13日に30歳代男性客1人と20歳代女性客2人、男性従業員15人の計18人の感染が確認された。10日から営業を自粛している。市は2~9日の来店客に県の新型コロナウイルス相談窓口に連絡するよう呼び掛けている。
県と熊本市によると、12月13日に新たに29人の感染が確認された。熊本市は24人で、1日当たりの確認数としては10日の19人を上回り過去最多となった。10歳未満~70歳代の男女で、うち12人は「CLUB ZERO」関連。
県の新規確認は20~50歳代の男女5人(大津町、合志市、菊陽町、菊池市、八代市各1人)。県内の感染者数は計1,255人(熊本市678人)となった。
大腸肛門病センター高野病院(熊本市中央区)は13日、50歳代男性医師の感染が12日に確認されたと公表した。患者に濃厚接触者はいないという。
JR九州も13日、グループ会社のJR九州サービスサポート熊本事業所(同市西区)に勤務する60歳代男性社員の感染を発表した。接客業務には従事していないという。

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