熊本県内で新たに32人感染 ― 新型コロナウイルス
熊本県と熊本市は12月15日、新たに10~60歳代の男女32人(熊本市20、菊陽町、宇城市、八代市、玉名市、合志市各2、菊池市、氷川町各1)の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県内での感染者は1,317人(うち熊本市718人)となった。
熊本市中央区新市街の接待を伴う「クラブ ゼロ」のクラスター(感染者集団)は1人増え、20人(従業員16、利用客4)に拡大。下通の「バー ルーム アウル」も1人増の8人(従業員3、利用客5)となった。
熊本市の20人は10歳代~60歳代の男女で、30歳代以下が14人を占めた。
熊本市外の12人のうち、7人は家庭内感染だった。八代市の60歳代男女は夫婦。菊陽町の40歳代男性会社員、合志市のアルバイトの40歳代女性と10歳代の女子児童、菊池市の50歳代男性会社員、氷川町の農業の60歳代男性は、いずれも陽性が先に判明していた同居家族の濃厚接触者だった。
宇城市の20歳代の男子学生と玉名市の20歳代の男性会社員は、感染が判明した友人や職場関係者と会食していた。
12月15日午前10時時点の入院患者は前日比14人増の144人(重症9、中等症20、軽症101、無症状14)。病床稼働率は3.5ポイント増の36.0%。ホテルでの宿泊療養は4人増の32人。