新たに31人の感染確認 ― 新型コロナウイルスで熊本県内
熊本県と熊本市は12月27日、新たに31人(熊本市23、八代市3、大津町、芦北町、宇土市、玉名市、多良木町各1)の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県内の感染者数は計1,706人(うち熊本市992人)となった。
熊本県が確認した8人は20~80歳代の男女。このうち、大津町の50歳代の男性会社員と玉名市の80歳代女性、多良木町の40歳代の男性会社員は、それぞれ先に感染が判明した知人や同居家族の濃厚接触者だった。
肥後銀行は27日、八代支店(八代市)の従業員1人が感染したと発表した。同行の県内従業員の感染は4人目。店内を消毒し、28日から通常業務をする。
熊本市の23人は10~80歳代の男女。このうち南区の60歳代男性2人と80歳代女性2人は、クラスター(感染者集団)が発生した南区の介護老人保健施設「白藤苑」に併設する「あけぼのクリニック」の利用者。白藤苑関連のクラスターは4人増の計65人(入所者・利用者51、職員14)となった。
26日に感染を確認した北区の10歳代の男女4人はいずれも武蔵中学校の生徒で、同中の感染者は5人(教員1、生徒4)となった。