2013年04月03日 12:00
レコードには買いやすくなるタイミングというのがあります。洋服であろうと何かと同じではないでしょうか。
1970年代のジュリーニのドビュッシーの海などは、カラヤンの海が年々高くなっているのに動揺するよりも絶好のタイミングだと思います。
カラヤンの1960年代の録音は、同じアナログとは言っても真空管アンプでカッティングしているのですから別物と切って捨てはしないまでも違和感を感じています。今はまだブルーリングラベルの独DGG盤も、一部に高額方向に向かっているところでリイシュー盤よりも安い価格でオリジナル盤を手に入れやすいです。
ジュリーニのDG盤はCDは入手難 ドビュッシー:交響詩「海」/管弦楽のための映像@ジュリーニ/LAPO他
上のジャケット写真、左上に管理番号を印刷したシールが張ってあります。図書館や大学、レコード店にあったものがまとめてオークションなどで市場に出てきたものだと思われます。日本盤が初発された時は2,500円ぐらいだった頃のものだと思いますけれども、それより廉価で購入できました。
廉価と言っても1枚、1枚では売ってくれるものではなくて数十枚をまとめての購入した時にあった1枚です。
シールは丁寧に剥がせないわけではないけれども、長いこと貼ってあったもののようで剥がすと跡が残りそうです。シールが張ってあることも味わいとして楽しみましょう。