バスの魅力 / 古楽の楽しみ

武者がえし

2014年06月20日 06:00


ベース・ギターを弾いているようですが、ヴィオールという楽器です。モーツァルトより前の作曲家の演奏会ではおなじみな光景になりました。
バリトンという仲間の楽器も有るのですが、ハイドンが毎日公爵から新曲を求められててウンザリしたと漏らしています。
エステルハージ公爵邸のオーケストラで色々試みる代償なのですから、仕方ないですね。当時ヨーロッパで優れていたのがそのオーケストラだったのです。

- バスの魅力 -


チェロは主に王様の嗜みだった時代が有ります。そのため声楽作品でのバスの役割は威厳と説得と慈愛ぶかさで登場します。


「“コンセールによるクラヴサン曲集”から コンセール第4番」
ラモー作曲
(10分33秒)
(クラヴサン)アーポ・ハッキネン
(バイオリン)ペトリ・タピオ・マットソン
(ヴィオール)ミッコ・ペルコラ
<ALBA ABCD 318>


「歌劇“ポッペアの戴冠”から 第2幕 第1場」
モンテヴェルディ作曲
(5分42秒)
セネカ…(バス)イヴァン・ガルシア
メルクリオ…(カウンターテナー)フィリップ・ジャルスキー
(合奏)アンサンブル・エリマ
(指揮)ガブリエル・ガリード
<K167 K617110/3>



「オラトリオ“メサイア”第3部から 見よ、私は奥義を告げよう
/ラッパの鳴る時死者はよみがえり」ヘンデル作曲
(9分17秒)
(バス)ナタン・ベルク
(合奏)レザール・フロリサン
(指揮)ウィリアム・クリスティ
<harmonia mundi(独) 2908317>



「カンタータ 第82番“私は満ちたりて”BWV82」
バッハ作曲
(22分24秒)
(バス)ペーター・コーイ
(合奏)シャペル・ロワイヤル
(指揮)フィリップ・ヘレヴェヘ
<harmonia mundi(仏) 1951365>
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