年の初めはニューイヤーコンサート ウィーン・フィルと蜜月にあるメータの軽やかなシュトラウスを聴く

武者がえし

2015年01月01日 19:00

大阿蘇は雪が降っている熊本。市内は降雪はなく青い空が開けていますが、それは空気が澄んでいて阿蘇山では雪が降っているんだなぁと、この季節ならではの気象状態です。室内から空や表通りを観る限りでは、外出したら気持ちが良いだろうなと思いましたが年賀状を受け取るのに玄関を出たら通りを凄まじい音で風が通り抜けています。
それは見えないモンスターが次々と阿蘇から降りてきているように感じられました。

大晦日には午後になって激しい雷が轟いて雨が降った。幸いに時間ほどで止みましたが熊本の師走、正月は12月に入った頃に一旦寒さがやってきてピークは忠臣蔵の放送がある半ば。クリスマスに雪が降れば塩梅の良い演出となるもので正月三が日は晴れている。ということが多いでしょう。
2014年から2015年への年越しも同様で、いつもと変わりない元日を過ごしています。

年越し、年初の楽しみはウィーン・フィルのニューイヤーコンサート。生中継まで時間が迫っています。新年最初のワクワク感です。





本日午後7時(日本時間)、恒例のウィーンフィルハーモニー管弦楽団によるニューイヤーコンサートが開演する。

ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートは、毎年1月1日にウィーン学友協会の大ホールで行われる音楽界の一大イベント。チケットの入手は極めて困難で、毎年一年前から抽選が行われることで知られている。
コンサートの曲目はウィーンを代表する音楽家であるシュトラウス一族のワルツやポルカ。新年を祝うにふさわしい明るく華やかな雰囲気で行われ、アンコールの定番「ラデツキー行進曲」では観客も手拍子を入れて会場が一つになることで有名だ。
2015年の指揮者はズービン・メータ。1990年に初めて指揮を執って以来、5度目のニューイヤーコンサートとなる。ウィーン・フィルとの関係が深く、日本でも人気の高い世界的指揮者であるメータ。演奏のほどに期待が高まる。気になるプログラムは以下の通り。

  1. フランツ・フォン・スッペ Ouv. Ein Morgen, ein Mittag, ein Abend in Wien

  2. ヨハン・シュトラウス2世 Märchen aus dem Orient. Walzer, op. 444

  3. ヨーゼフ・シュトラウス Wiener Leben. Polka francaise, op. 218

  4. エドゥアルト・シュトラウス Wo man lacht und lebt. Polka schnell, op. 108

  5. ヨーゼフ・シュトラウス Dorfschwalben aus Österreich. Walzer, op. 164

  6. ヨハン・シュトラウス2世 Vom Donaustrande. Polka schnell, op. 356


-- 休憩 --




  1. ヨハン・シュトラウス2世 Perpetuum mobile. Musikalischer Scherz, op. 257

  2. ヨハン・シュトラウス2世 Accelerationen. Walzer, op.234

  3. ヨハン・シュトラウス2世 Elektro-magnetische Polka, op. 110

  4. エドゥアルト・シュトラウス Mit Dampf. Polka schnell, op. 70

  5. ヨハン・シュトラウス2世 An der Elbe. Walzer, op. 477

  6. ハンス・クリスチャン・ロンビ Champagner-Galopp, op. 14

  7. ヨハン・シュトラウス2世 Studenten-Polka. Polka francaise, op. 263

  8. ヨハン・シュトラウス1世 Freiheits-Marsch, op. 226

  9. ヨハン・シュトラウス2世 Annen-Polka, op. 117

  10. ヨハン・シュトラウス2世 Wein, Weib und Gesang. Walzer, op. 333

  11. エドゥアルト・シュトラウス Mit Chic. Polka schnell, op. 221


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