現在開催中◯美しい春の月夜に懐かしい過去を追想するかのように 資料

武者がえし

2015年03月22日 13:30


SPレコード鑑賞会。22日午後1時半から、中央区細工町の五福公民館で行います。第一部、クラシックではショパンのピアノ協奏曲第1番を全曲鑑賞します。モーリッツ・ローゼンタールが昭和10年に録音した、SPレコード時代の代表的なショパン演奏です。
ローゼンタールは作曲家、フランツ・リストから直接手ほどきを受けた優秀な弟子。また、ショパンの懐刀であったミクリにも学んでいますから、ショパンの孫弟子とも言えます。ショパンとリストは同年代でお互いがパリに出てきた時に知りあい、ともに生活もした仲良しでした。
どちらも作曲をし優れたピアニストでパリでの成功を目指していましたが、二人がそれぞれを思い、お互いの領域を侵食しないと心に決めます。それはショパンが若くして病没した後も変わりませんでした。リストとショパンの関係は、クラシック音楽のエピソードの中でも友情を伝えるものです。

さて、ローゼンタールはショパンのコンチェルトにどう接しているのか。聴く前に伝えておきましょう。その方がこれからレコード盤を聴く心構えになりますから。
一言で表現すれば、リストの技工を駆使し、心はショパンのようにピアニストとして楽譜に向かった演奏です。

3月22日に会場配布する資料の表面になるオリジナルです。下刷りしてみたところ、写真にかぶっている部分の文字はコピーに成ったら、高齢の方には読みにくいかもしれないと感じました。
そこで、実際は書体を変更した原稿を使用します。
3月22日に会場配布する資料の裏面に成るオリジナルです。下刷りしてみたところ、脱字を発見したので第二稿ということになります。ローゼンタールの写真は若い時のものと、ショパンのコンチェルトを録音した頃のもの。プリントアウトをした頃に、バックハウスの解説も添えておくつもりだったのに気が付きました。
明日はおまけを参加特典として聞いてもらいます。



会場は熊本市中央区の五福公民館。駐車スペースがないので、市電をご利用ください。
五福町電停で降車、金峯山の方に一筋行くと南の方にまちづくり交流センターがあります。
その2階中会議室を会場にしています。
色々集まりが行われているので事務所で確認してお越しください。



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