きらクラDON 第126回の回答は、ブラームスのピアノ協奏曲第1番の冒頭だ。

武者がえし

2015年04月03日 00:00

では出題です。言葉を合図に集中する。
頭のなかでは有名作曲家が臨戦態勢だ。総動員で名曲の頭出しで待機。音楽が鳴り出すまでの時間がとても長く感じる。
ドドドドドン!
弦楽器の影でティンパニが鳴っている。
ブラームスが勢い良く手を上げた。
それにワーグナーが意義があるように目を向ける。

スメタナは先週出題されたばかりだからと今日は欠席。
ビゼーはどうせもう俺の名曲は出尽くしたよ、と()ねている。

ワーグナーの《マイスタージンガーの前奏曲》の可能性は有るか?
ブラームスのシンフォニーか、序曲だったかしら。

ブラームスとは思い違いかな、あ、ブラームスのピアノ協奏曲第1番の冒頭だ。
いつまでもピアノが出てこないあの曲。本来なら交響曲第1番になってたかもしれない、風格の有るピアノ協奏曲第1番が第126回「きらクラDON!」の答えです。
DE DGG 2531 294 ポリーニ&ベーム ブラームス・ピアノ協奏曲1番
ブラームスの意匠を正確に再現、一言でいうと全くブレの無い硬派な演奏。ルバートが必要最小限なため、ルービンシュタイン等の演奏と比較すると華麗さという点では物足りなさも感じもしますが、その無味乾燥な弾きっぷりにポリーニ特有のエスプリを香らせています。 通販レコードを確認

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