きらクラDON 第136回の出題曲。その全曲。

武者がえし

2015年06月14日 17:00

NHK-FM の出題は、今回は少し長めに冒頭のホルンのフレーズが放送されましたが短い時間でしたので、その後に続く部分が思い出せないで間違う曲も出てきそう。序曲や、行進曲が有名な楽曲の一部ですが、ある程度聴き進めると曲名はわかりますね。
ヒントしては、ショパンやフォーレの名曲や、ピアノ曲に多い題名です。ボロディンの弦楽四重奏曲第2番も、この題名のついた部分がおなじみですね。

「メンデルスゾーン演奏の指標」として高く評価

クラウディオ・アバドの演奏・録音ともベスト10にランクされる1995年のメンデルスゾーン・アルバムを Super Audio CD ハイブリッド化。
1995年は、アバド就任後5度目のジルヴェスター・コンサートに当たり、メンデルスゾーンの中でも最も色彩感あふれる劇付随音楽「夏の夜の夢」と、「イタリア」の題名で知られ、明るく躍動感に満ちた交響曲第4番という代表作2曲でプログラムが組まれました。
もともとアバドは、その活動の初期からメンデルスゾーンの作品には定評があり、1967年にはロンドン交響楽団を指揮して交響曲第3番「スコットランド」と第4番「イタリア」を英デッカに録音し、その若武者ぶりを刻印。さらに1984~85年にはドイツ・グラモフォンに交響曲全集・序曲集を録音しており、こちらはアバドの代表的名盤としてのみならず、「メンデルスゾーン演奏の指標」として高く評価されています。
そんなアバドがベルリン・フィルと組んだメンデルスゾーンは、これらの作品の理想的な表現ともいうべき洗練と優雅さ、ダイナミック・レンジの幅広さ、豊かな色彩感、そして力感あふれる表現力が、極限の水準で成し遂げられています。

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