最初に聴く、名曲名盤◉シュミット=イッセルシュテット指揮ウィーン・フィル◯ベートーヴェン・交響曲4番

武者がえし

2018年07月12日 03:00

通販レコードのご案内 有名曲だけに二桁スタンパーが多い中、本番はスタンパー初期 1W/1W 一桁台は貴重。

《ワイドバンド、ED2盤》GB DECCA SXL6274 イッセルシュテット ベートーヴェン・交響曲4番 イッセルシュテットは録音活動はSP時代から活発で、独テレフンケンからポピュラー名曲と協奏曲を大量にリリースしている。戦後も録音活動は続けているが、あまり恵まれたものではなかったところ、名門英デッカ社から1958年、バックハウス独奏によるベートーヴェンピアノ協奏曲全集をウィーン・フィルでやってみないかと誘いを受けたことと、1965年から同じベートーベンの交響曲全集を録音したことで、一躍、レコード愛好家に名前を知られることとなった。
 ウィーン・フィルがステレオ録音で完成させたベートーヴェンの交響曲全集は、他のレーベルを先駆けて行った偉業だった。このことはビジネス戦略にベートーヴェンの交響曲録音が重要だったことが判る。この抜擢については、子息エーリヒ・シュミット(英国読みはエリック・スミス)が英デッカのプロデューサーであった関係と噂され、また録音現場を実見した人は、オーケストラのほうは、ただ黙々と指揮と録音技師の指示に従う、といった態度に見えましたと語っていたという。しかし、結果として生まれた音盤は、1960年代のウィーン・フィルの良さを最も素直に出したものとして今なお評価が高い孤高の名演としてコレクターの耳を満足させている。

品番
34-13968
レコード番号
SXL6274
作曲家
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
オーケストラ
ウィーン・フィハーモニー管弦楽団‎
指揮者
ハンス・シュミット=イッセルシュテット‎
録音種別
STEREO

ジャケット状態
M-
レコード状態
M-
製盤国
GB(イギリス)盤
Overture 'The Consecration Of The House'。
ED2
レーベル中にデザインされている銀色の帯(黒色で「FULL FREQUENCY」と書かれている)の幅が13ミリメートルあり、ED4よりかなり広い。そのため、「ワイド・バンド」とも呼ばれています。またラージ・レーベルの外周から約1センチのところに溝(GROOVE)があります。ここまではファースト・ラベルと同一デザインです。ただし、ラベル上部10時位置の文字が、「 Made in England By … 」に変更になりました。多くの専門家の間で、このセカンド(ED2)の音質は、ファーストラベル(ED1)に似ているという意見が多いです。

WIDE BAND WITH GROOVE MADE IN ENGLAND ED2, STEREO 1枚組(160g), Release 1967, Stamper 1W/1W。

品番34-13968販売価格12,000 円(税別)
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