【夏休みの宿題】 きらクラの中トロDONの出題箇所と答え。

武者がえし

2015年08月23日 14:00

きらクラ(2015年8月9日放送)の出題は夏休みの宿題がいっぱい出ましたが、中トロDONは、モーツァルト作曲アイネ・クライネ・ナハトムジーク 第1楽章の中間部分。リンク先の動画で1分35秒から5秒間が出題箇所でした。

答えは、《アイネ・クライネ・ナハトムジーク》第1楽章の中間部の後、最初のテーマが帰ってくるまでの経過部分。
クラシック音楽で一番難しいのは途中を聴かせられて、この曲は何ですかと尋ねられること。今では曲の出だしや特長的な部分は、インターネットで音声検索できるほどですが、レコード店の店番していて「この曲のレコード(CD)が欲しいんですけど」と週に一度や二度は有ることでした。鼻歌だともうお手上げですが、曲の途中から録音してきましたということもありました。
まず楽想から作曲家は目安が付きますね。オペラであるとか、ピアノ独奏曲であるとかだと思いつきやすいけど、楽器の編成から交響曲か協奏曲かわかるとターゲットも狭まります。でも、それが短いと尚のこと悩みますね。
今回は弦楽器だけの編成。ゆるやかなレガート部分でモーツァルトとは思いつきましたが、そこで山ほどのモーツァルトの曲が頭の中の引き出しが開きます。最後にアクセントのある主題の頭が聞こえて解答を導きました。
答えを見つけやすい『中トロ』箇所って、出題が難しいですよね。とても楽しいひと時でした。

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