あなたの装置のトレース精度に挑戦◉アンセルメ指揮スイス・ロマンド管◯ベートーヴェン・交響曲９番

通販レコードのご案内　第九が一枚に！ DECCA が優秀なカッティング技術を自慢。もちろん優秀録音。あとは、あなたの装置のトレース精度にかかってます。

《深溝、初期スタンパー盤》GB DECCA SXL2274 アンセルメ ベートーヴェン・第九　音は一級の ffss 録音。DECCA 自慢の ffss の申し子、アンセルメの ffss 録音も完全に悦に入ってきた。エンジニアもアンセルメも精度の高いレコード制作のノウハウを得たことを、はっきり実感したのでしょう。勿論、DECCA の優秀な録音技術やジュネーブのヴィクトリアホールの響きの素晴らしさも手伝ってフレージングと楽器の音色がクッキリと浮かび上がってくる。
　最もアンセルメは指揮者になる前は数学者だった言うから、スコアを十全に見据えた解析力は楽曲にとどまっていなかったのだろうという思いを感じます。アンセルメの名声を確固たるものにしたのは英DECCA との専属契約。当時の筆頭重役ローゼンガルテンがチューリッヒ出身ということもあって、アンセルメと同郷という幸運も重なっている ― 最近、日本では希薄な人脈の絆が、まだ強くあった ― ことに感謝したい。
　アンセルメ&スイスロマンドのベートーベンなどのドイツ音楽は、全然土臭くない都会的な表現。しかし、アンセルメのニュアンスに富んだ表現はまさに絶妙である。繰り返し聴いても、聴き返す度に何かを発見させてくれます。ジェームズ・ウォーカーのプロデュース、ロイ・ワレスの録音。

ジャケット状態

EX

レコード状態

EX

製盤国

GB(イギリス)盤

Recorded 21 April - 4 May 1959 in the Victoria Hall, Geneva。
ED1（左上に ORIGINAL RECORDING BY ）
SXL シリーズは SXL 2001 から始まる 2,000 番台、SXL 6001 から始まる 6,000 番台がありますが、2,000番台の全てと6,000番台前半のレコードがこれに該当します。レーベル中にデザインされている銀色の帯（黒色で「FULL FREQUENCY」と書かれている）の幅が13ミリメートルあり、ED4よりかなり広い。そのため、「ワイド・バンド」とも呼ばれています。また、ラベル上部、10時位置から右向きに「Original Recording By ...」の文字が見られます。 更に、ラージ・レーベルの外周から約１センチのところに溝（GROOVE）があり、この３つが揃っているものを ED1 （English Decca 1）と呼び、SXLの最初期ラベルとなります。このレーベルが、デッカのステレオレコードの中でも、もっともプレスの時期が早く、オーディオファイルたちの憧れの的です。

WIDE BAND WITH GROOVE "ORIGINAL RECORDING BY THE DECCA" ED1 ORIGINAL, STEREO １枚組(150g), Release 1960, Stamper 2E/1E 初期スタンパー。

品番34-1000035販売価格12,000 円（税別）
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