瀟洒でエレガント◉マルティノン指揮パリ管 ベルリオーズ・序曲集

武者がえし

2020年01月15日 16:00

通販レコードのご案内 サン=サーンス、ビゼー、ドビュッシー、ラヴェルなどと並んで、ベルリオーズも、われわれ愛好家にとって、フランスの本場の香りを感じさせる一連の名録音だったのです。

《優秀録音、名演、名盤、英国盤》GB DECCA LXT5517 ジャン・マルティノン ベルリオーズ・序曲集 本盤は、マルティノンが残した録音の中でもひときわ高く評価されている盤だと思います。色彩設定と音響造型にみせる鋭敏なセンスといい、あらゆるフレーズに注入された絶妙なニュアンスといい、その目ざましい魅力はいまだに失われていません。
 残響を効果的に収めた録音も非常に雰囲気豊か。フランス人でなければ、出せないコクが滲み出ています。本盤ベルリオーズやマスネーやマイヤベーアは、絶対にフランス人が振らなければ、駄目だとハッキリ認識致しました。マルティノン面目躍如の名録音盤。

 個人的にはこうした色彩豊かなフランスものの録音はハッとするほど良くなければ退屈で聴く気がしませんが、本盤はもすぐ聴きたくなるような魅力盤。
 個人的には、数ある名録音の中でもベスト盤としてお勧め出来ます。

収録曲:ハンガリー行進曲、序曲/ローマの謝肉祭、ベアトリスとベネディクト、ベンヴェヌート・チェッリーニ、海賊。優秀録音、名演、名盤。

レコード番号
LXT5517
作曲家
エクトル・ベルリオーズ
オーケストラ
パリ音楽院管絃楽団
指揮者
ジャン・マルティノン
録音種別
MONO

ORANGE WITH SILVER LETTERING, MONO 1枚組(150g), Release 6/59, Stamper 1A/2A。


Decca ffrr Silver inner-groove
英国 DECCA ffrr 録音LP、LXT ナンバーのオリジナル。

 58年頃までのプレスで、オレンジ地に銀文字の『内溝』タイプ。耳マークがあります。
 音場型のステレオ盤に比べてモノラルは音像型。総じてモノラル盤の音質はステレオ盤より中低音域が厚く、コシがあるので同じ演奏のステレオ盤より明らかに好ましいものも少なくない良い音です。また、こうしたモノラル盤は単にモノーラルになっているだけではなく、ステレオ盤とは別にセッション録音したのがあります。
 モノーラル盤はステレオ盤より力感があり、そこはブルーノートのモノラル盤と共通していますが奥行きでオーケストラの存在感を出している点で、わたしはオレンジラベル盤が好きです。
ジャケット状態
EX
レコード状態
M-
製盤国
GB(イギリス)盤
詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。 


オーダーは
品番 / 34-19579


販売価格
6,000円(税別)


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