商品検索
「クラシック音楽専科ガイド」
オリジナル稀少盤、アナログ・レコード優秀録音盤のアナログサウンド!
オリジナル稀少盤、アナログ・レコード優秀録音盤のアナログサウンド!
1960年代、70年代、80年代までのクラシック音楽のアナログLPレコードの、欧米で発売された当時の『オリジナル盤』初版盤、レアなレコードぞろい。優秀録音と評価の高い録音をメインにコンディションの良いものを案内しています。
新着商品一覧はこちらから
2021年01月11日
フレッシュ*アバド ロンドン響 ヒンデミット/ヤナーチェク・シンフォニエッタ、ウェーバーの主題による交響的変容
YIGZYCN
通販レコードのご案内 率直さの漲る表現で聴かせる若き日のアバドのシャープな感性が光る一枚です。
《英ナローバンド ED4 盤》GB DECCA SXL6398 アバド ヤナーチェック・シンフォニエッタ ヤナーチェク唯一の交響曲作品となった晩年の《シンフォニエッタ》、交響曲ふうの4楽章から成るヒンデミットの《交響的変容》を組み合わせた本盤は、アバドがデビューして間もない頃に録音した近・現代オーケストラ作品集で、その解釈は指揮者の技量もよく分かる若さと緻密な計算が見事にバランスされた快演でした。私がクラシック音楽を聴き始めて間もなく、颯爽と若き指揮者アバドはデビューし、LPでリリースされた数々のバレエ音楽の演奏は印象に残っています。アバドは、1970年代後半イタリアの殿堂スカラ座を束ねて、その手腕を如何なく発揮していた。それがメキメキ頭角を現して、やがてベルリン・フィルのシェフにまで登り詰めたわけです。そのキャリアに上り詰めるまでの実力を実証する盤が、デビュー間もない頃英デッカに収録した、この《シンフォニエッタ》。大病後の生まれ変わったようなスタイルに驚き、独墺大作曲家のシンフォニー等でも一定の評価を得てはいましたが、私はかつて若きアバドがロンドン交響楽団を振ってのプロコフィエフの古典交響曲、バレエ音楽「ロメオとジュリエット」抜粋、バレエ組曲「道化師」等を聴いていました。RCA盤に比べ入手しやすく、しかもコンディションも良く、バジェット価格の本盤はオーディオ再生のリファレンスによく使っています。湿度の高い時と乾燥した空気の中では、そのトランペット群の響きのニュアンスの変化を楽しんでいます。
この指揮者の作品を演奏する事への意欲とともに、非常に良いセンスと、作品の内容への完璧な理解力が備わっている演奏は、聴き続けて疲れず、聴き返して飽きない。アバドの得意な歌うピアニシモ、その反面のダイナミクスの幅の大きさ。たたみかけるような迫力や抜群なテンポ感も充分。ワーグナーをも思わせるようなロマンテックな響き。村上春樹の『1Q84』のモチーフになって一躍注目を受けた、ヤナーチェク独特の作曲語法をアバドがしっかりと咀嚼していることが伝わってくるので、ヤナーチェク初心者の方にもぜひおすすめしたい。今でもシンフォニエッタの最右翼盤。
初発はED3ですが、本盤スタンパーは1W/1W。
初期盤・クラシックレコード専門店「RECORD SOUND」
シンフォニエッタ( Sinfonietta )は管楽器の響きがやわらかい。打楽器も激しく主張しすぎない。演奏の内容は、どんなに時代が移り変わっても、まったく色あせることのない折り紙つきの演奏です。このヤナーチェクでも各楽器の純度と全体の有機性がともにみごとで、しかも強い意志に貫かれた音楽が聴き手に強烈な感動をもたらします。ヤナーチェクは故郷ブルノから足を踏み出すことなく、そこに住む人々の言葉を採集し、自らの音楽に反映させようとした。情熱的だが内省的なヤナーチェクの音楽はこうあって欲しい。
ウェーバーの主題による交響的変容( Symphonic Metamorphoses On Themes Of Weber )はウェーバーのピアノ連弾「8つの小品」、「6つのやさしい小品」、「トゥーランドット」からのテーマを各楽章に割り当てた変奏形式の曲で、前半冒頭は土俗的なティンパニーから勢いついてパワーフルに進めて少々の管楽器の危うさも何のその。一息ついて後半は、スピード感溢れたテンションをぐんぐん引き上げていくアバドのバトンテクニックの冴えに聴き惚れます。
1968年2月ロンドンでの録音。
通販レコード詳細・コンディション、価格
プロダクト
DECCA SXL6398 - Hindemith / Janáček - London Symphony Orchestra, Claudio Abbado – Symphonic Metamorphoses On Themes Of Weber / Sinfonietta- レコード番号
- SXL6398
- 作曲家
- レオシュ・ヤナーチェク パウル・ヒンデミット
- オーケストラ
- ロンドン交響楽団
- 指揮者
- クラウディオ・アバド
- 録音種別
- STEREO
NARROW BAND ED4, STEREO 1枚組(140g), Release 1969, Stamper 1W/1W。
コンディション
- ジャケット状態
- M-
- レコード状態
- M-
- 製盤国
- GB(イギリス)盤
《SXL ナローバンド》ED4 スモール・ラベルと日頃は呼んでいます。ED1 から比べると中央の「FULL FREQUENCY ...」の幅が狭くなり重量も軽くなります。ナローバンドが初版になる LP も多くあり、製盤技術、材質は安定していて再生の難しい ED1 と比べて再発盤でも初版より優れているケースも有ります。SXL 6435 と 6447 、6449 以降はナローバンドが初版となります。総じて価格は手頃ですが、SXL6529(メータ指揮ロス・フィル 「惑星」)、SXL6721(チョン・キョン・ファ バッハ パルティータ)等は高額です。この2枚はジャケットの痛みが激しくても一度は手元に置きたいと思うものなのでしょう。
通販レコード
詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。オーダーは | 品番 / 34-8556 |
販売価格 | 2,500円(税別) |
入手のメインルートは、英国とフランスのコレクターからですが、その膨大な在庫から厳選した1枚1枚を大切に扱い、専任のスタッフがオペラなどセット物含む登録商品全てを、英国 KEITH MONKS 社製マシンで洗浄し、当時の放送局グレードの機材で入念且つ客観的にグレーディングを行っております。明確な情報の中から「お客様には安心してお買い物して頂ける中古レコードショップ」をモットーに運営しております。
通販レコードの在庫、オーダーに際しまして
通販レコードは「オーダー番号」のリンクから確認とオーダーを行ってください。一部のアナログLPレコードとCDはアマゾンから販売しています。LP、CDの間違いのないように気をつけてください。
https://fm-woodstock.com
通販サイトで毎日入荷、販売しています。
個性は普段着から*イダ・ヘンデル、ベルグルンド、ボーンマス響 シベリウス&ウォルトン・ヴァイオリン協奏曲
楽曲そのものに語らせるかのようにふくよかで、情感を前面に打ち出した ベーム ウィーン・フィル ブラームス 交響曲全集
くつろいで居心地のよい音楽◆室内楽のカミ曲 ウィーン八重奏団 メンデルスゾーン 八重奏曲
名曲、名演、名録音を満喫◉アンセルメ指揮スイス・ロマンド管弦楽団 レスピーギ・ローマの噴水/ローマの松
♬現代が忘れ去りつつある何かがこの演奏に*リヒター指揮ミュンヘン・バッハ管○バッハ・ブランデンブルク協奏曲全曲
不世出のソプラノ◆マリア・カラスのステレオ録音 プレートル指揮パリ国立歌劇場管 ビゼー・歌劇《カルメン》全曲
楽曲そのものに語らせるかのようにふくよかで、情感を前面に打ち出した ベーム ウィーン・フィル ブラームス 交響曲全集
くつろいで居心地のよい音楽◆室内楽のカミ曲 ウィーン八重奏団 メンデルスゾーン 八重奏曲
名曲、名演、名録音を満喫◉アンセルメ指揮スイス・ロマンド管弦楽団 レスピーギ・ローマの噴水/ローマの松
♬現代が忘れ去りつつある何かがこの演奏に*リヒター指揮ミュンヘン・バッハ管○バッハ・ブランデンブルク協奏曲全曲
不世出のソプラノ◆マリア・カラスのステレオ録音 プレートル指揮パリ国立歌劇場管 ビゼー・歌劇《カルメン》全曲
名盤,魅力,アナログレコード,通販,熊本地震
コメントを表示されたくない時はコメントに明示してください。