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済生会入院の女性が感染 ― 新型コロナウイルス熊本県内19人目の感染確認

熊本市は４月４日、済生会熊本病院（同市南区）に入院していた同区の40歳代の無職女性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。
市によると、女性は３月14日に別の疾患で入院。４月１日に発熱症状が出たため、４日にPCR検査し、感染が分かった。現在は感染症指定の別の医療機関に入院しているという。女性は個室に入院していたため、他の患者との接触はないが、市は入院中に接触した医療関係者や家族ら40～50人に対し、検査を実施している。
同日会見した大西一史市長は「院内で感染した可能性もある」としており、同病院は外来診療や新規入院の受け入れを当面中止するという。県内の感染確認は19人（うち同市は17人）となった。