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2014年07月04日

鉄槌を下すような強烈さを聴きたい★リリー・クラウス ピアノ・ソナタNo.8「悲愴」、「ワルトシュタイン」

ゆるい音作りで実際の気概をソフィスティケートしている。少なくともスタインウェイとは思われない録音。


Beethoven - Klaviersonaten Pathétique, Waldstein
Lili Kraus
☆アナログレコード/委託レコード☆鉄槌を下すような強烈さを聴きたい★リリー・クラウス ピアノ・ソナタNo.8「悲愴」、「ワルトシュタイン」
ジャンル【器楽曲】
レーベル 独 MUSICAL MASTERPIECE
レコード番号 MMS2221D
曲目 ピアノ・ソナタNo.8「悲愴」「ワルトシュタイン」
作曲 ベートーヴェン

演奏者楽器
リリー・クラウス (p)



優秀録音
録音は1960年代としか分かりませんがリリー・クラウスは当時コンサート・ホールに、いくつかのLPを残していて、特にシューベルトの「楽興の時」は名盤と言われたものでしたが、国内盤の音質は粗悪なものでした。ここでのクラウスはあたたかみのある音質で、その音色はベーゼンドルファーを思わせます。少なくともスタインウェイではないと思いますが・・・・・・大変まろやかなピアノの音です。
盤は問題の無いNMコンディション。
ジャケット正面大変きれいですが、裏面下部に若干の汚れがありますが、全体ではNMコンディションです。モノラル。
コンディション
レコード NM
ジャケット NM

レコード盤の状態を確認する為の視聴は、大音量では行っておりません。
価格:
6,000円

稀少なオリジナル盤を紹介しているアマデウスクラシックス( http://amadeusclassics.otemo-yan.net/ )で扱っているレコードは 一点物ですから、オーダーは先着順に応じさせて下さい。

補足:英表記商品名は要望が有りましたが、販売者からの原稿には記述がなかったので英表記は販売者撮影のジャケット写真を元にしてます。見出しも販売者からの原稿には記述がなかったので紹介文から抽出しました。問い合わせ、確認は販売者へおたずねください。

リリー・クラウスの音楽は自由闊達でピアノの音色は閃くような変化を聴かせてくれる。

59/302, 178
4964+4966
1620/3240
9358(5/15)9358
乱暴なようだがオーケストラは「最高!」、アッカルドは「OK」。煌びやかにカンタービレをふりまく、元々アッカルド演奏自体に良い意味でも悪い意味でもあまり問題意識を感じさせないものです。
乱暴な演奏ではないけれども中学生だったわたしには物足りなかった。
初心者向けで通して聴けば十分な演奏でしょう。
すぐさま購入したレコード店に戻って別の演奏者の録音盤と交換してもらいたい行動に移したい感情を抱いたのでした。

しかし盤に不備が有るわけでもないから、結局のところ何かにいずれ役立たせれればとレコードだなの奥の端っこにしまいこんでいたレコードでした。
ジャケットは裏もデザインが綺麗だし、ステッカーは貼ってあるし。
それにバイトの女の子や、社長が店番をしていれば交換にも応じてくれただろうけど長谷さんだった場合、バイトの女の子にはしかたないなぁと一言つぶやき、社長だった場合はタバコに火をつけて、ぼやいているでしょう。
ストラヴィンスキーの《春の祭典》の冒頭の最初の和音と針傷なのかノイズが一箇所聞き取れるので交換を頼んだことがあったのですが連絡もないまま。
長谷さんがウッドストックのスタッフでなくなったしばらくして、通販サイト用に社長と在庫チェックしていたらサンプル盤や長谷さんが要らないからと残していったレコードの中に、それがあったのには驚きました。

今から振り返っても一過性の必要もないレコード


ただただ名前を覚えた作曲家の一通りを聴き進めていこう。数多くという気持ちだったので指揮者や演奏者の解釈の違いはまだ聞き分けられるほどでなかったから足がかりにしようと、ストラディバリウスという有名な楽器をアッカルドは複数所有していると知って興味を持った次第。
その名前もファイアーバードなんてカッコ良いではないか。
当時はそう信じてかってにイメージふくらませて聞いていたのですが、このレコードで使用しているのはどうも違うらしいと随分後に知りました。

過度にテンポを揺らす事無く、また押し付けがましすぎない。それでいて音に説得力があり誠実さを感じさせます。若干通りいっぺんに陥りつつも伴奏は聴かせどころを弁えており、販売者が原稿で言いたかっただろうと思うのがゲヴァントハウスならではの腰の座った燻し銀サウンドも相まって聴き応え充分。その渋い伴奏が比較的好対照的で情に溺れない結果オーライの中和した展開になっている。それは堅実なこの曲をよく表した演奏では或るでしょう。

今日がちょうど300歳の誕生日になるグルックが居なければ、モーツァルトのオペラみたいなのばかりになっててフィデリオも、トスカもカルメンも蝶々夫人も楽しめない現代になっていただろうが、ショパンが存在しなくても音楽史に影響するのは極稀だとされる。このレコードは、そういう類ほどもないと言いたげだ。



通販レコードの在庫、オーダーに際しまして

通販レコードは「オーダー番号」のリンクから確認とオーダーを行ってください。
一部のアナログLPレコードとCDはアマゾンから販売しています。LP、CDの間違いのないように気をつけてください。
https://fm-woodstock.com

通販サイトで毎日入荷、販売しています。

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Posted by 武者がえし at 15:00│Comments(0)器楽曲委託オリジナル盤
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