アナログレコードの魅力✪昭和の名盤レコードコンサートでご体験ください

長崎次郎喫茶室は、長崎次郎書店の二階に有る。
昇っていく階段が木製で懐かしい雰囲気になる。それは時間を巻き戻すような、、、、。

二階に上がって店内に入ると、その空間は昭和初期に迷い込んだようだ。と、言うのは表現過多だが、、、。

床はすべて年代を感じる木製の床。店内右手に厨房スペースが有る。中央は広くスペースがあって、明治21年のリードオルガンが出迎える。
熊本でもっとも歴史のある書店の喫茶室なので、本棚が有る。並んでいる本は自由に席で読書ができる。
ちょっと読書をしている人が目に入ると、声を細めなくちゃと思ってしまうのは現代の喫茶店やファミレスでの遠慮に毒されてしまっているなと気づかせる。
でも、高い天井が幸いしているのか、テーブルは、それほど間隔が離れてはないのだけど、声をおさえてくださいとお店の人に注意されることは今のところ無い。
昨日行った時、ちょうど背中合わせの席では仕事の打ち合わせのようでした。「動画はYouTubeを使って・・・」などという会話が聞こえてましたし、写真撮影もされてました。
なんだか自由な昭和の大らかな雰囲気です。
厨房の上の棚には夏目漱石の吾輩は猫であるや、草枕の初版本が並んでいます。きっと、微笑ましく見下ろしているのでしょう。
そうしたものが作用しているのか、他に類のない喫茶室です。

高い天井から注いでいる音楽はクラシックの室内楽や、1950年代のジャズ・ヴォーカル。蓄音機での再生ではないのは、あいにくですが、、、。

でも、店内の片隅に１台の蓄音機がありました。

SPレコードも隣に並んでいるし、本体は綺麗だ。
それで、今回はこの蓄音機を鳴らして楽しめないかという話です。
もしも、ここでSPレコードの鑑賞会ができると雰囲気満点ではないでしょうか。

さて、その首尾はどうなったか。
続きはまた明日に。乞うご期待。