Erik Alfred Leslie Satie
「ドビュッシーが言っていたの、へんてこな変わった音楽を演奏する男がいるって。」
「あの自称天才作曲家の、ドビュッシーが? そりゃあ光栄だなぁ」
エリック・サティは自尊心の強い男であったようです。
(1866.5.17 〜 1925.7.1、フランス)
アカデミズムを嫌い作曲はほぼ独学。自作に奇妙な題をつけるなど奇行で知られるが、作風は新古典的。サティは「音楽界の異端児」「音楽界の変わり者」と称され、西洋音楽に大きな影響を与えたと見なされており、印象主義の作曲家たちにも影響を与えたとされる。ドビュッシー、ラヴェルも「その多くの作曲技法はサティによって決定づけられたものだ」と公言しており、現在のイージーリスニングのルーツのような存在であるともいえる。
ピアノ曲『グノシェンヌ』、バレエ音楽「パレード』など。