「クラシック音楽専科ガイド」
オリジナル稀少盤、アナログ・レコード優秀録音盤のアナログサウンド!
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1960年代、70年代、80年代までのクラシック音楽のアナログLPレコードの、欧米で発売された当時の『オリジナル盤』初版盤、レアなレコードぞろい。優秀録音と評価の高い録音をメインにコンディションの良いものを案内しています。
2019年04月16日
戦後デッカの金看板*漲る精神性 バックハウス、シューリヒト指揮ウィーン・フィル ブラームス:ピアノ協奏曲2番
通販レコードのご案内戦前の面影を留めたウィーン・フィルの響き。

冒頭ではウィンナ・ホルンがこれ以上ないという甘美なソロを奏でバックハウスのソロに華を添えています。バックハウスの揺るぎないドイツ伝統のピアニズムと重厚なオーケストラ・パートを奏でる往年のウィーン・フィルの薫り高い響きが折り重なり入魂の演奏を繰り広げています。気迫に満ちたカール・ベームとのステレオ録音に先だつ1952年のモノラル録音で、こちらは集中度の高い緻密な表現が魅力。強靭なタッチ、スケールの大きな造型、深い精神的境地をみせるバックハウスがDECCA=LONDONに録音したブラームスなどの演奏は、どれも皆余人の追従を許さないもので人類の貴重な遺産とまで絶賛されています。1952年モノラル録音。
1952年5月25、26日ウィーン、ムジークフェラインザール(ウィーン楽友協会)、モノラル・セッション録音。プロデューサーとエンジニアは、ヴィクター・オロフとシリル・ウィンドバンク。
バックハウスの洗練されたテクニックと、戦前の面影を留めたウィーン・フィルの響きがメルヘン的な音楽空間を描き出した名盤。イギリス・プレス盤、モノラル録音。
鍵盤の獅子王バックハウスのピアノですが、言い尽くされている通り特徴が無いのが特徴といえるでしょうか。要はテクニックをひけらかすわけでもなく、その澄んだ音色ともあいまって、ひどくシンプルなのです。
でも、繰り返し聞いていると、何か、そのピアノが、まるで、融通無碍の境地で、自由に、ブラームスの音符と戯れているように、静かな所は静かに、激しいところは激しく、聴こえて来るところが、彼の魅力と言えるでしょうか。
ブラームスのレコードジャケットで見るところライヴではスタインウェイを使用もしているらしいが、レコーディングにはベーゼンドルファーにこだわった。「鍵盤の獅子王」と謳われ今なお不動の人気を誇るピアニスト、ヴィルヘルム・バックハウスは、堅固に構築された様式感をもって堂々たるピアノをきかせている。出来上がった演奏は豊かな風格を持ち、細部に至るまですべての要素がよく手の内に入っている。押し出しよく、伝統的な要素にも配慮が行き届き、間然とするところがない。まさに当協奏曲の大作の『金看板(盤)』と称してもおかしくないような存在感で、漲ような精神性を感じる。渋みを持った美しいソロ・ピアノ(ベーゼンドルファー)を中心に、その背景にウィーン・フィルの、シルキーでしかも厚みのある弦楽パート、香ばしい輝きを放つ金管、ウィンナ・オーボエやクラリネットなど個性的な響きを披露する木管などをくっきりと立体的に再現し、録音後、ほぼ半世紀を経た現在も、その鮮明なサウンドの魅力は色あせていません。
録音は、ウィーン・フィルの本拠地、黄金のホール ― ウィーン、ムジークフェラインザール。このホールは、多くの音楽ファンから「世界最高のコンサート・ホール」と絶賛されているのが、1870年の開場以来、ウィーン・フィルハーモニーの演奏会の本拠地として、数々の名演奏を刻印してきました。内装は木材をふんだんに使用し、しかも金箔が施してあるために「黄金のホール」とも呼ばれています。細部の音まで明晰に収録・再現しようとするデッカのレコーディング・ポリシーに最適で、伝説的なショルティの《ニーベルングの指環》をはじめとする、デッカ・サウンドの代名詞となった名録音が次々と生み出されました。このホールの木質の温かみのある響き、適度な残響は、ウィーン・フィル特有のいぶし銀のような美しい響きには理想的な会場で、そこでの録音は、オーケストレーションの綾や空間性を生々しく再現する骨太なデッカ・サウンドの代名詞ともなりました。独奏ピアノを不自然なほどにクローズアップせずとも細部のニュアンスとソロ楽器としてのプレゼンスを保つことができ、しかもオーケストラのマスとしての余裕のある響きも確保されています。
でも、繰り返し聞いていると、何か、そのピアノが、まるで、融通無碍の境地で、自由に、ブラームスの音符と戯れているように、静かな所は静かに、激しいところは激しく、聴こえて来るところが、彼の魅力と言えるでしょうか。
ブラームスのレコードジャケットで見るところライヴではスタインウェイを使用もしているらしいが、レコーディングにはベーゼンドルファーにこだわった。「鍵盤の獅子王」と謳われ今なお不動の人気を誇るピアニスト、ヴィルヘルム・バックハウスは、堅固に構築された様式感をもって堂々たるピアノをきかせている。出来上がった演奏は豊かな風格を持ち、細部に至るまですべての要素がよく手の内に入っている。押し出しよく、伝統的な要素にも配慮が行き届き、間然とするところがない。まさに当協奏曲の大作の『金看板(盤)』と称してもおかしくないような存在感で、漲ような精神性を感じる。渋みを持った美しいソロ・ピアノ(ベーゼンドルファー)を中心に、その背景にウィーン・フィルの、シルキーでしかも厚みのある弦楽パート、香ばしい輝きを放つ金管、ウィンナ・オーボエやクラリネットなど個性的な響きを披露する木管などをくっきりと立体的に再現し、録音後、ほぼ半世紀を経た現在も、その鮮明なサウンドの魅力は色あせていません。
録音は、ウィーン・フィルの本拠地、黄金のホール ― ウィーン、ムジークフェラインザール。このホールは、多くの音楽ファンから「世界最高のコンサート・ホール」と絶賛されているのが、1870年の開場以来、ウィーン・フィルハーモニーの演奏会の本拠地として、数々の名演奏を刻印してきました。内装は木材をふんだんに使用し、しかも金箔が施してあるために「黄金のホール」とも呼ばれています。細部の音まで明晰に収録・再現しようとするデッカのレコーディング・ポリシーに最適で、伝説的なショルティの《ニーベルングの指環》をはじめとする、デッカ・サウンドの代名詞となった名録音が次々と生み出されました。このホールの木質の温かみのある響き、適度な残響は、ウィーン・フィル特有のいぶし銀のような美しい響きには理想的な会場で、そこでの録音は、オーケストレーションの綾や空間性を生々しく再現する骨太なデッカ・サウンドの代名詞ともなりました。独奏ピアノを不自然なほどにクローズアップせずとも細部のニュアンスとソロ楽器としてのプレゼンスを保つことができ、しかもオーケストラのマスとしての余裕のある響きも確保されています。
通販レコード詳細・コンディション、価格
プロダクト
DECCA LXT2723 - JOHANNES BRAHMS - piano concerto No.2 - BACKHAUS- レコード番号
- LXT2723
- 作曲家
- ヨハネス・ブラームス
- 演奏者
- ヴィルヘルム・バックハウス
- オーケストラ
- ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
- 指揮者
- カール・シューリヒト
- 録音種別
- MONO
ORANGE WITH GOLD LETTERING, MONO FLAT 1枚組。
コンディション
- ジャケット状態
- EX
- レコード状態
- EX
- 製盤国
- GB(イギリス)盤
通販レコード
詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。- オーダー番号34-22570
- 販売価格5,000円(税別)
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