アナログレコードの魅力✪昭和の名盤レコードコンサートでご体験ください

通販レコードのご案内　情報量が多く楽器の一つ一つが鮮明、ゴリゴリしたエッジの効いた音が随所に聴かれます。

《特別マスター・プレスによるロンドン・デラックス・アルバム》JP LONDON SLA1014 アンセルメ　ニュー・フィルハーモニア管 ストラヴィンスキー・火の鳥 STRAVINSKY THE FIRE-BIRD　1969年、ロンドンでのアンセルメ最後の録音。“挑戦すること三度!!!遂にレコード芸術の極致をきわめた楽聖アンセルメ最後の録音！”ももっともな傑作中の傑作だと快哉を叫びたくなります。この貴重なアンセルメ最後の録音セッションは何時もの手兵スイス・ロマンド管ではなくニュー・フィルハーモニア管弦楽団録音ということ。表紙帯におどる「特別マスター・プレスによるロンドン・デラックス・アルバム」の自信満々にアピールされている所為か最高のオーディオファイル盤に仕上がっている。名エンジニア、ケネス・ウィルキンソンの録音はＳＮ比が良く、静寂の中から音楽が立ち上がります。アンセルメのニュアンスに富んだ表現はまさに絶妙である。言葉で表現しにくいのですが、不思議な柔らかさがあって、この曲の魅力を倍加させているようです。バレエ音楽を得意としていたアンセルメならではの舞台を意識した演奏で、こうした形での火の鳥全曲版としては最高の名盤と思います。

　作曲家直伝の名盤。一地方の田舎者アンセルメが、第一次世界大戦中、スイスに亡命中のストラビンスキーと出逢い、これが縁となってロシア音楽をライフワークとして取り組むようになった事からかアンセルメ＆スイス・ロマンドはロシア音楽では定評がある。ハッキリ言って上手い。作曲家の意図するニュアンスの表現は抜群である。繰り返し聴いても、聴き返す度に何かを発見させてくれます。ストラビンスキーが違う国に亡命していたら、この名演は幻と消えていたことでしょう。アンセルメの全てが詰まった集大成盤と云えます。初版特典として志鳥栄八郎氏との来日時の逸話や興味深い写真綴りこまれています。