「クラシック音楽専科ガイド」
オリジナル稀少盤、アナログ・レコード優秀録音盤のアナログサウンド!
オリジナル稀少盤、アナログ・レコード優秀録音盤のアナログサウンド!
1960年代、70年代、80年代までのクラシック音楽のアナログLPレコードの、欧米で発売された当時の『オリジナル盤』初版盤、レアなレコードぞろい。優秀録音と評価の高い録音をメインにコンディションの良いものを案内しています。
2022年04月14日
彫りが深く豊かな歌に溢れた演奏と透明感がある録音★ジュリーニ指揮フィルハーモニア管 ドヴォルザーク・新世界より、謝肉祭
通販レコードのご案内端正で引き締まった演奏、のびやかな歌の中に爽やかさも感じられる名演。

ジュリーニは全集をつくるなど、企画のための企画を嫌う ― というよりは、本当に愛している曲しか振らない人だった。
例えばチャイコフスキーの交響曲第5番は録音のその日にジュリーニが『この曲は私には分からない。』といってドタキャンしたという話を読んだことがあります。壮年期の演奏なので晩年のようにテンポも極端に遅くならずに音楽に張りがあり、「新世界交響曲」というタイトルに即して歌い上げることのできる曲だが、ジュリーニは決してそんな安易な手はとらない。あくまでも音楽の純粋美を追及し、正統性を保ちつつ、その中から真の感動を作り上げてゆく好感のもてる演奏。ロス・フィルとの DGG 盤にない魅力が本盤には有ります。
カルロ・マリア・ジュリーニ(1914〜2005)はイタリアのヴァレッタ生まれ、聖チェチーリア音楽院でヴァイオリン・ヴィオラ・作曲を学ぶ。1934年、同音楽院管弦楽団のヴィオラ奏者となり、フルトヴェングラー、ワルター、デ・サバタらの指揮のもとで演奏する。歌に溢れながら気品があり、官能に溺れすぎずいやらしくならないところはジュリーニの真骨頂でしょう。
英EMIのプロデューサー、ウォルター・レッグは1954年に目をかけていたカラヤンがベルリンに去ると、すぐさま当時実力に見合ったポストに恵まれなかったクレンペラーに白羽の矢を立て、この巨匠による最良の演奏記録を残すことを開始した。レッグが EMI を去る1963年まで夥しい数の正に基準となるようなレコードがレッグ&クレンペラー・フィルハーモニアによって生み出された ― と同時に39歳で名門ミラノ・スカラ座の音楽監督に就任していたカルロ・マリア・ジュリーニにも密かに目を付けていた。
レッグとジュリーニの出会いは、まさに基準となるようなオペラ作りからスタートしたと言っても過言でない。その証左として、クレンペラー盤に先んじる形で、モーツァルトの「フィガロの結婚」&「ドン・ジョバンニ」等々の英コロンビアを代表する名盤が、世に送り出された。本盤はその勢いと余力でレッグ&ジュリーニ・フィルハーモニア管が作り出した名盤と云えると思います。ジュリーニのこの後の活躍が本盤からハッキリ窺えます。イギリス・オリジナル盤、ステレオ録音。ウォルター・レッグの製作。
1961年1月18日〜27日ロンドン、キングズウェイ・ホール録音。
通販レコード詳細・コンディション、価格
BLUE&SILVER ORIGINAL, STEREO 1枚組(160g), Stamper 9/5。
ターコイズ・ラベル
ブルー・シルヴァーと呼ばれもするステレオ録音レコードのオリジナル・ラベル。
薄い水色(ターコイズブルー)に銀の網掛けがベースとなり、黒色でレコード詳細が記述されている。中央上部に音符のマーク、その下に COLUMBIA の文字、中央に「 stereo phonic 」と描かれている。華やかで重厚なレーベルデザインは中古レコードコレクターの人気を集めており、 ほとんどのブルー・シルバー・レーベルは高価で取引されている。SAX 2307 (コーガン ブラームス・ヴァイオリン協奏曲)、SAX 2263 (シュタルケル ドボルザーク・チェロ協奏曲)は1万円を超える。
SAX 2252 から 2539 まで(除 2526、2532)の初版ラベルとして利用された。
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薄い水色(ターコイズブルー)に銀の網掛けがベースとなり、黒色でレコード詳細が記述されている。中央上部に音符のマーク、その下に COLUMBIA の文字、中央に「 stereo phonic 」と描かれている。華やかで重厚なレーベルデザインは中古レコードコレクターの人気を集めており、 ほとんどのブルー・シルバー・レーベルは高価で取引されている。SAX 2307 (コーガン ブラームス・ヴァイオリン協奏曲)、SAX 2263 (シュタルケル ドボルザーク・チェロ協奏曲)は1万円を超える。
SAX 2252 から 2539 まで(除 2526、2532)の初版ラベルとして利用された。
プロダクト
- レコード番号
- SAX2405
- 作曲家
- アントニン・ドヴォルザーク
- オーケストラ
- フィルハーモニア管弦楽団
- 指揮者
- カルロ・マリア・ジュリーニ
- 録音種別
- STEREO
コンディション
- ジャケット状態
- M-
- レコード状態
- EX++
- 製盤国
- GB(イギリス)盤
通販レコード
詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。オーダーは | 品番 / 34-25579 |
販売価格 | 22,000円(税込) |
CDはamazonで購入できます。
Carlo Maria Giulini - the London Years
EMIと契約して1950年代後半から、70年代前半まで、フィルハーモニア管弦楽団を中心にロンドン響などと多数の録音を残した。オーケストラはフィルハーモニア、ニュー・フィルハーモニア、ロンドン・フィル、ロンドン交響楽団など首都のオーケストラをフルに活用した、まさに「ザ・ロンドン・イヤーズ」のタイトルに相応しい優れた内容を誇っている。同じ楽団の首席指揮者や音楽監督の地位に長く留まらず、生涯を通じて徹底した一匹狼的な芸術活動を続けたジュリーニがロンドンのオーケストラを振った壮年期特有のバイタリティーと極めて理知的にコントロールされたカンタービレが傑出した演奏だ。中でもこの時期ジュリーニが最も高く評価していたのが改名以前のフィルハーモニア管弦楽団で、カラヤンがフィルハーモニア管を去ったあと、ジュリーニが広範なレパートリーを維持し、高いレヴェルの仕事をしていたことがわかる。同じフィルハーモニア管から、カラヤンの後任として良好な関係となって次々と名盤を生んだクレンペラーの艶のある響きに対し、ジュリーニは濃い赤、青、緑、金といった色彩を感じさせる。そして巨大な壁のような音楽に対して抑揚の美しさ。そうした美しさはドイツ・グラモフォンでの、ロス・フィル、シカゴ交響楽団とのレコーディングで熟成された響きを堪能させてくれる成果を残したが、若い頃から、よくブレンドされた深い音をオーケストラから引き出す技を持っていたのがよくわかる。「悲愴」終楽章、「イギリス」の3楽章にはため息が思わず出る。ブラームスはクレンペラーの異常な緊張感と迫力とは、性格からしてドイツ音楽への畏怖がみじんも無い。吉田秀和が何かのエッセイで「現代の指揮者で最もフルトヴェングラー的な演奏をするのはジュリーニだろうか」と書いていたように、推移の達人であったフルトヴェングラーを模範としていたのではないか、極めて遅いテンポで、じっくりと始まって徐々に巨大に高揚していくフルトヴェングラーのスタイルとジュリーニの晩年の様式が写し鏡に思われる。さて ― シューマンの「ライン」で聴かせる、なんという熱量。ジュリー二の落ち着いた緻密な解釈はラヴェルの音楽の美しさをよく引き出している。等などロマン派に於いて総じて力強く聞きごたえ十分で、改めてフィルハーモニア管弦楽団のすばらしさをも認識させるほどだ。
本集は主として1950年代後半から60年代前半を中心とする英国オーケストラとの演奏集。この17枚にはお国物のボッケリーニ、ロッシーニ、ヴェルディの他に後年の録音は叶わなかった、ストラヴィンスキー、デ・ファリャ、ブリテンなどの作品がいずれもオリジナリティーに富んだ鮮烈な演奏で収録されている。最後の1枚はボーナスCDで、彼の人生とそのキャリアについて2003年にミラノで行われたインタビューに答える形でジュリーニが英語でコメントしている。8トラック76分に亘る会話のバックには、その話題に因んだ録音が使われていて興味深い。ライナー・ノーツは27ページで曲目データ及び彼のロンドン時代のレコーディングについて英、独、仏語の解説付。
詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。プライバシーに配慮し、会員登録なしで商品をご購入いただけます。梱包には無地のダンボールを使用し、伝票に記載される内容はお客様でご指定可能です。郵便局留めや運送会社営業所留めの発送にも対応しております。EMIと契約して1950年代後半から、70年代前半まで、フィルハーモニア管弦楽団を中心にロンドン響などと多数の録音を残した。オーケストラはフィルハーモニア、ニュー・フィルハーモニア、ロンドン・フィル、ロンドン交響楽団など首都のオーケストラをフルに活用した、まさに「ザ・ロンドン・イヤーズ」のタイトルに相応しい優れた内容を誇っている。同じ楽団の首席指揮者や音楽監督の地位に長く留まらず、生涯を通じて徹底した一匹狼的な芸術活動を続けたジュリーニがロンドンのオーケストラを振った壮年期特有のバイタリティーと極めて理知的にコントロールされたカンタービレが傑出した演奏だ。中でもこの時期ジュリーニが最も高く評価していたのが改名以前のフィルハーモニア管弦楽団で、カラヤンがフィルハーモニア管を去ったあと、ジュリーニが広範なレパートリーを維持し、高いレヴェルの仕事をしていたことがわかる。同じフィルハーモニア管から、カラヤンの後任として良好な関係となって次々と名盤を生んだクレンペラーの艶のある響きに対し、ジュリーニは濃い赤、青、緑、金といった色彩を感じさせる。そして巨大な壁のような音楽に対して抑揚の美しさ。そうした美しさはドイツ・グラモフォンでの、ロス・フィル、シカゴ交響楽団とのレコーディングで熟成された響きを堪能させてくれる成果を残したが、若い頃から、よくブレンドされた深い音をオーケストラから引き出す技を持っていたのがよくわかる。「悲愴」終楽章、「イギリス」の3楽章にはため息が思わず出る。ブラームスはクレンペラーの異常な緊張感と迫力とは、性格からしてドイツ音楽への畏怖がみじんも無い。吉田秀和が何かのエッセイで「現代の指揮者で最もフルトヴェングラー的な演奏をするのはジュリーニだろうか」と書いていたように、推移の達人であったフルトヴェングラーを模範としていたのではないか、極めて遅いテンポで、じっくりと始まって徐々に巨大に高揚していくフルトヴェングラーのスタイルとジュリーニの晩年の様式が写し鏡に思われる。さて ― シューマンの「ライン」で聴かせる、なんという熱量。ジュリー二の落ち着いた緻密な解釈はラヴェルの音楽の美しさをよく引き出している。等などロマン派に於いて総じて力強く聞きごたえ十分で、改めてフィルハーモニア管弦楽団のすばらしさをも認識させるほどだ。
本集は主として1950年代後半から60年代前半を中心とする英国オーケストラとの演奏集。この17枚にはお国物のボッケリーニ、ロッシーニ、ヴェルディの他に後年の録音は叶わなかった、ストラヴィンスキー、デ・ファリャ、ブリテンなどの作品がいずれもオリジナリティーに富んだ鮮烈な演奏で収録されている。最後の1枚はボーナスCDで、彼の人生とそのキャリアについて2003年にミラノで行われたインタビューに答える形でジュリーニが英語でコメントしている。8トラック76分に亘る会話のバックには、その話題に因んだ録音が使われていて興味深い。ライナー・ノーツは27ページで曲目データ及び彼のロンドン時代のレコーディングについて英、独、仏語の解説付。
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