アナログレコードの魅力✪昭和の名盤レコードコンサートでご体験ください

マイケル・レビンは驚嘆すべきテクニックでもってかなりの技巧を要する難曲をバリバリと弾きこなす一方で、独特の美しい音色で聴く者の心を酔わせる情感をも持ち合わせたヴァイオリニストでした。レビンはハイフェッツを崇拝し、その後継者たらんと自ら望んだだけでなく、レビンの才能を認めた数々の巨匠からも、ハイフェッツの再来と見なされていた。しかしながら早熟の天才として国際的なキャリアが始まるや否や伸び悩むようになって挫折し、周囲から望まれたような大器として円熟するには至らなかったのは残念。然し乍ら、私達は彼がレコード録音した僅か数枚に多くのことを考えさせてもらいます。
　1936年ニューヨーク生まれ。1960年５月15日、レビン24歳の時の録音で、その後、薬物中毒などを経て、72年35歳で自宅で転倒して世を去った彼の最後の録音です。10代半ばにして米 COLUMBIA に３枚の LP を録音、18歳から６年間にわたり米キャピタル社と専属契約、数々の名演奏を残しています。しかしこれが24歳の時の録音なら、今時の24歳は何をしているんだと言いたくなる超名演だから、やはりこの人は天才でした。まずその音色が何とも言えず魅力的で、私達の心を捕まえずにはいられません。更にそのヴァイオリンは自由闊達でひたすらに唄い抜いています。もう、こんなヴァイオリニストを私達の時代は持つ事は出来ないのではないでしょうか。
　迷いの無い艶のある音色が、天才少年の名を欲しいままにした自信と希望に溢れた圧倒的なテクニックで展開されます。後年精神病にかかったなんて嘘の様。「今泣いておけば後で弾けるようになる」が口癖の、鬼教師として知られるガラミアンがただひとりの門人としたレビンは生まれつき右手の弓さばきがよどみなく、そこにガラミアンの教授法による、リュシアン・カペー譲りの近代的なボウイングが加わり、力強さと輝かしさを習得した演奏技法を堪能しましょう。

《独カラースタンプ盤》DE EMI/ELECTROLA 1C063-81 646 マイケル・レーピン MICHAEL RABIN Violin Recital　マイケル・レービンは驚嘆すべきテクニックでもってかなりの技巧を要する難曲をバリバリと弾きこなす一方で、独特の美しい音色で聴く者の心を酔わせる情感をも持ち合わせたバイオリニストでした。
　マイケル・レービン（1936年５月２日〜1972年１月19日）はアメリカ出身のヴァイオリニスト。９歳の時にリサイタルを開きデビューし、12歳でパガニーニの〈無伴奏ヴァイオリンのためのカプリース〉を録音した。ガラミアンに師事し「瑕疵のない、生まれついての完璧なヴァイオリニスト」と認められた、ただ一人の門人であった。
　10代半ばにして米COLUMBIAに3枚のLPを録音、18歳から6年間にわたり米キャピタル社と専属契約、数々の名演奏を残し、その全録音は英EMI社よりリリース。迷いの無い艶のある音色が、天才少年の名を欲しいままにした自信と希望に溢れた圧倒的なテクニックで展開されます。
　その後、薬物中毒などを経て、1972年に自宅で転倒しそれが原因で急死した。彼は、ハイフェッツを崇拝していたらしいが、録音からもその完成された演奏技巧を聴きとることができる、本物のヴォルトーゾ！
　残されたレコードからは、後年精神病にかかったなんて嘘の様。レコード史を飾る高価な、「魔法の棒弓（マジック・ボウ）」の曲順を再構成、レオン・ポマーズのピアノ伴奏の４曲を追加して良いアクセントに成っている全12曲。美音とエネルギッシュな演奏が堪能できる１枚です。

コンディション

ジャケット状態

M-

レコード状態

M-

製盤国

FR(フランス)盤

通販レコード

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オーダーは	品番 / 34-25652
販売価格	5,500円（税込）

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