アナログレコードの魅力✪昭和の名盤レコードコンサートでご体験ください

SPレコード鑑賞会で聴いてもらった、ワルター指揮ウィーン・フィルの《田園》と同じくワルターもシゲティも、レコードの聴き手を楽しませることを考えています。
シゲティの演奏はやや古くさい歌いまわしや技巧的に窮屈な箇所はあるものの、そこはSPレコード時代のベートーヴェン演奏で万人の期待に応えているところが現代の演奏家とはズレのあるところでしょう。
シゲティによるこの曲の録音は３種類あって、この15年後に、1947年にワルター指揮ニューヨーク・フィルでの共演で録音しています。
ベートーヴェンの協奏曲のカデンツァはヨーゼフ・ヨアヒムのものを使用している。低弦の深い響きを活かしつつ慎重かつ淡々と弾かれています。

元の78回転のSPレコードがダイレクトカッティングなので音に力強さが有って迫力満点です。

1932年の録音で、シゲティが40歳、ワルターが56歳の時の共演によるものでオーパス蔵が CD 化している人気のレコードです。
シゲティの演奏はロマン性を抑制した楽譜に忠実な新即物主義と言われるビブラートを効かせない演奏。勿論当時の演奏ですから現代のベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲の演奏と比べると、古い歌い回しや解釈ですが、その時代のベートーヴェン解釈として、これはこれで楽曲の内面に激しく探求している辺りが聴き処でしょう。
SPレコード時代の録音なので生々しい肉厚な感じでヴァイオリンが前面に出た感じで聴こえます。

初期盤・クラシックレコード専門店「RECORD SOUND」

ジャケット状態

EX

レコード状態

M-

製盤国

GB(イギリス)盤

1/4G スタンパー。BLACK WITH SILVER LETTERING, 140グラム盤。ベートーヴェンの録音：1932年５月、英国・ウエストミンスター中央ホール、ロンドン。ベルリオーズは1946年８月禄音。解説書付属。

品番	34-18764
販売価格	10,000 円（税別）

詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。

入手のメインルートは、英国とフランスのコレクターからですが、その膨大な在庫から厳選した1枚1枚を大切に扱い、専任のスタッフがオペラなどセット物含む登録商品全てを、英国 KEITH MONKS 社製マシンで洗浄し、当時の放送局グレードの機材で入念且つ客観的にグレーディングを行っております。明確な情報の中から「お客様には安心してお買い物して頂ける中古レコードショップ」をモットーに運営しております。