アナログレコードの魅力✪昭和の名盤レコードコンサートでご体験ください

通販レコードのご案内「現代音楽を演奏するとき機械にならなければならない気がするが、私はまだ人間でありたい」 ― 近現代のスペシャリストが残したレコードからは「それぞれの時代のスタイルで演奏できるように」をモットーとしたジレンマは感じられない。

《赤地に銀文字「三角ステレオ」ラベル、チェコ・スロバキア国内向け完全初出盤》CZ SUPRAPHON SV8026 カレル・アンチェル ヤナーチェク・シンフォニエッタ他　管楽器の響きがやわらかい。打楽器も激しく主張しすぎない。アンチェルの特質はまず虚飾や慣習を排し、スコアの音符を純度高く再構築する普遍性にあり、それが持って生まれた民族性と高潔な人柄を反映して血肉の通った名演に結晶します。
　演奏の内容は、どんなに時代が移り変わっても、まったく色あせることのない折り紙つきの演奏です。このヤナーチェクでも各楽器の純度と全体の有機性がともにみごとで、しかも強い意志に貫かれた音楽が聴き手に強烈な感動をもたらします。ヤナーチェクは故郷ブルノから足を踏み出すことなく、そこに住む人々の言葉を採集し、自らの音楽に反映させようとした。情熱的だが内省的なヤナーチェクの音楽はこうあって欲しい。
　何とも透明で美しい、この指揮者の作品を演奏する事への意欲とともに、非常に良いセンスと、作品の内容への完璧な理解力が備わっている演奏は、感動抜きには語れない。本当に不思議だが、聴き続けて疲れず、聴き返して飽きない。この演奏は、アンチェル＆チェコフィルの黄金時代の頂点の時期であり、オーケストラがとてつもなく素晴らしい。
　村上春樹の『1Q84』のモチーフになって一躍注目を受けた、ヤナーチェク独特の作曲語法をアンチェルがしっかりと咀嚼していることが伝わってくるので、ヤナーチェク初心者の方にもぜひおすすめしたい。
　録音：1961年1月9～11日(シンフォニエッタ)、1961年5月22日～24日(タラス・ブーリバ) プラハ、ルドルフィヌム。
Karel Ančerl - Česká Filharmonie - Leoš Janáček ‎– Taras Bulba / Symfonietta – Supraphon SV8026

ジャケット状態

M-

レコード状態

M-

製盤国

CZ(チェコ)盤

当時のチェコ・スロヴァキア共和国内で発売された楕円ステレオロゴ濃赤盤。例えば、チェコフィルハーモニー表記は"Ceska filharmonie"とチェコ語。

early elliptical shape dark red "SUPRAPHON STEREO" ORIGINAL, STEREO (180g)。

オーダーは

品番 / 34-19019

販売価格

8,000 円（税別）

詳細の確認、購入手続きは品番のリンクから行えます。プライバシーに配慮し、会員登録なしで商品をご購入いただけます。梱包には無地のダンボールを使用し、伝票に記載される内容はお客様でご指定可能です。郵便局留めや運送会社営業所留めの発送にも対応しております。