2017年07月25日
史上最強のゴーストシンガーと呼ばれた女☆ハリウッドの名作ミュージカルを救った、マーニ・ニクソンさんが乳がんで死去
ゴースト・シンガー、マーニ・ニクソン他界 ― 2016年7月24日

ハリウッドのヒット・ミュージカル映画『ウエスト・サイド物語』で伸びやかに力強く歌い上げる名女優ナタリー・ウッド。『王様と私』で愛らしさをみごとな歌声で表現するデボラ・カー。そして『マイ・フェア・レディ』で軽やかに弾むソプラノを披露するオードリー・ヘプバーン。彼女らの歌声は映画やミュージカルファンでなくとも、一度は耳にしたことがあるかもしれない。世界中で親しまれている名曲の数々だが、実はたったひとりの女性が歌い、みごとに吹き替えられているのだ。彼女たちの歌のすべては、このマーニ・ニクソンさんが吹き替えで歌って来た。
『ハリウッドの声』と異名を取るほど、彼女の歌声を聴いていない映画ファンは皆無だろう。「Marni Nixon」のクレジットを見つけるのも、今後1955年から60年代のミュージカル映画を改めて観る時の楽しみにするのも良いだろう。今から約50年前のタイム誌に「史上最強のゴーストシンガー」という記事が掲載され、“ゴーストシンガー”マーニ・ニクソンの存在が初めて世に知られることとなった。それまで“ゴーストシンガー”の存在はトップシークレットだったのだ。
幼いころから類まれな歌唱力を持ち、10代からソプラノ歌手として活動していたマーニ。“ハリウッド黄金期”と呼ばれた1940年代後半、映画『The Secret Garden(原題)』のヒロイン、マーガレット・オブライエンの歌声を吹き替える仕事が舞い込む。そこから、彼女の“ゴーストシンガー”としての人生が始まった。しかし、映画のクレジットに彼女の名前が出ることはなかった。
その公表を受けて、マーニ・ニクソン自身の歌唱法でレコーディングされた数枚のレコードは、いろいろなことを考えさせられる点でも今以って面白い。。
マーニ・ニクソンさん(米著名ゴーストシンガー)米メディアによると、2016年7月24日、乳がんによる合併症のため、ニューヨーク市内で死去。86歳。
30年、西部カリフォルニア州アルタデナ生まれ。声楽を学び、10代から高い歌唱力で知られた。40年代後半から映画の吹き替えを担当するようになり、54年にブロードウェーでもデビュー。ハリウッド映画「王様と私」,「ウエスト・サイド物語」、「マイ・フェア・レディ」などで歌の吹き替えを担当し「最強のゴーストシンガー」と呼ばれた。(ニューヨーク共同)
30年、西部カリフォルニア州アルタデナ生まれ。声楽を学び、10代から高い歌唱力で知られた。40年代後半から映画の吹き替えを担当するようになり、54年にブロードウェーでもデビュー。ハリウッド映画「王様と私」,「ウエスト・サイド物語」、「マイ・フェア・レディ」などで歌の吹き替えを担当し「最強のゴーストシンガー」と呼ばれた。(ニューヨーク共同)
最近、チャゲ・アンド・飛鳥の飛鳥さんが、事件後初めてブログを更新した。それが本人自身によるものかが芸能ニュースで話題になっていた。タレントのブログは所属事務所が代行していることも多い。昭和の頃はタレントの名義だけで出版されていた時代があった。そういう本を書いている作家をゴーストライターと読んだが、後に名の知れるコピーライターの仕事だったりする。ビジネスとしてあったのだ。
アイドルのレコーディングには、バンドの演奏に前もってお手本の歌い方で録音されているものを何度も聴いて、覚えて本番に挑む。そういうお手本を歌う歌手をゴーストシンガーと言って良いかは知らないが、1953年、映画『紳士は金髪がお好き 』でマリリン・モンローの『ダイアが一番 Diamonds Are A Girl’s Best Friend 』の一部を吹替えで歌ったのを皮切りに、それ以来1960年代後半まで数々のミュージカル映画で、歌唱を本業としない大女優に代わって歌の部分だけ吹替えを務めたのを手始めに、デボラ・カー、ナタリー・ウッドの代わりに歌って評判を確定する。マーニ・ニクソンの歌声は、よく伸びるソプラノ声域で、誰の耳にも心地よく響く声質だ。個性的な歌声であるとか、声色が巧みでモノ真似ているわけじゃない。振り返れば、60年代〜70年代の映画の日本語吹き替えにしても、スターとそっくりの声質の声優さんばかりではなかった。しかし、その日本語を喋っている声が映像の欧米スターのイメージとしっくりしたものだった。
声楽を学んだ、マーニ・ニクソンさん自身が歌で映画を見ているオーディエンスを楽しませたいという思いが優っていたのだろう。影武者でいることが誇りだったろうと、わたしは彼女の人生に賛同する。マーニ・ニクソンのオリジナル・レコーディングといえるアルバムは以下の2点。
アイドルのレコーディングには、バンドの演奏に前もってお手本の歌い方で録音されているものを何度も聴いて、覚えて本番に挑む。そういうお手本を歌う歌手をゴーストシンガーと言って良いかは知らないが、1953年、映画『紳士は金髪がお好き 』でマリリン・モンローの『ダイアが一番 Diamonds Are A Girl’s Best Friend 』の一部を吹替えで歌ったのを皮切りに、それ以来1960年代後半まで数々のミュージカル映画で、歌唱を本業としない大女優に代わって歌の部分だけ吹替えを務めたのを手始めに、デボラ・カー、ナタリー・ウッドの代わりに歌って評判を確定する。マーニ・ニクソンの歌声は、よく伸びるソプラノ声域で、誰の耳にも心地よく響く声質だ。個性的な歌声であるとか、声色が巧みでモノ真似ているわけじゃない。振り返れば、60年代〜70年代の映画の日本語吹き替えにしても、スターとそっくりの声質の声優さんばかりではなかった。しかし、その日本語を喋っている声が映像の欧米スターのイメージとしっくりしたものだった。
声楽を学んだ、マーニ・ニクソンさん自身が歌で映画を見ているオーディエンスを楽しませたいという思いが優っていたのだろう。影武者でいることが誇りだったろうと、わたしは彼女の人生に賛同する。マーニ・ニクソンのオリジナル・レコーディングといえるアルバムは以下の2点。
試聴、ダウンロードが出来ます。
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