使用蓄音機は昭和2年から3年間だけ製造された英国HMV 157型 蓄音機 1924年に開発された電気式録音に本格的に対応するため、米ビクター社につづいて、’27年に No.5A サウンドボックス付きの一連のエクスポーネンシャル・リエントラントホーンのシリーズが作られた。その中で最も小型の機種。
ニッケルメッキのトーンアーム、No.5A サウンドボックス、12インチターンテーブル、2本ゼンマイの32型モーター。この一連のシリーズには、全てにオートリリースとオートストッパーが付いている。亜鉛板のホーンは、水平に2分割して折れ曲がり、下方から開口部に至るリエントラント型。開口部は 390×500mm で面積は 1,950c㎡。キャビネットはマホガニー材。英国製。