アナログレコードの魅力✪昭和の名盤レコードコンサートでご体験ください

通販レコードのご案内　極めて珍妙な名曲集。いつもながら滔々とテンポが遅くドイツの幽遠たる森に足を踏み入れるような深き響き。而してパワフルで録音も素晴らしく、ウィーン・フィルの魅力を最高に引き出しているのは当盤であろう。

《10 inch 盤》GB DECCA BR3063 ハンス・クナッパーツブッシュ ワーグナー他 序曲集　地鳴りがするような録音で音は素晴らしい。曲はワーグナー作曲、トリスタンとイゾルデ　第１幕への前奏曲、神々の黄昏　ジークフリートの葬送行進曲が Side A に。ブラームス作曲、大学祝典序曲、ヨハン・シュトラウス１世作曲、ラデツキー行進曲、ヨハン・シュトラウス２世作曲、トリッチ・トラッチ・ポルカが Side B とオーディオ的快感を覚えるに良いプログラム。繊細さとド迫力。これが他の指揮者ではなかなか見られない、自分の信じる流儀を貫くクナッパーツブッシュ流の美学だ。
　いずれもウィーン・フィルの豊潤な響きが魅力。どこかで聞いたことのある曲、心地よいメロディー、とお薦めできる一枚です。しかし、今にも妖怪が出てきそうな大学祝典序曲、紳士と淑女でなく巨人が進撃するようなド迫力のウィンナ・ワルツです。古典的な名曲ながら、よく知られた管弦楽曲といったイメージの殻を打ち破られるので聴く前に覚悟を決めましょう。これで踊れる人間はいない。クナッパーツブッシュは、ヨハン・シュトラウス父子の作品をお家芸としているウィーン・フィルを率いているというのに、それらを「軽やかな舞踏会用の曲」として指揮していないで、ワーグナーを指揮しているときのような巨大さと深さで聞き込ませてしまう。聴かせどころになればなるほど、テンポを落とし、リズムが重くなる。そして金管のとんでもない咆哮にとどめを刺される・・・。とにかく、こういう芸のできる指揮者は他に見当たらないだけに、一人でも多くの方に聴いていただきたい名盤です。パワフルで録音も素晴らしく、オーディオ的観点からも胸のすく音の洪水。重厚感がたまらなく良いし、この頃の豪華絢爛なウィーン・フィルを堪能しました。ステレオ録音。

品番

34-18292

商品名

GB DECCA BR3063 ハンス・クナッパーツブッシュ ワーグナー他 序曲集

レコード番号

BR3063

作曲家

リヒャルト・ワーグナー

ヨハネス・ブラームス

ヨハン・シュトラウス1世

ヨハン・シュトラウス2世

オーケストラ

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

指揮者

ハンス・クナッパーツブッシュ

録音種別

MONO

ジャケット状態

EX

レコード状態

EX-

製盤国

GB(イギリス)盤

BLUE WITH SILVER LETTERING, 10inch盤 MONO １枚組(120g), Stamper 1B/1B, Release 7.60。

オーダーは

品番 / 34-18292

販売価格

5,000 円（税別）