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『音楽の先生から話があったんですが、８月１日にコンクールがあるので午後は吹奏楽部の練習で体育館のステージを使わせてもらいます、と連絡がありました』と、昼食で寄った時に女性職員から話があった。それでは、１日がコンクール当日で、土曜日、日曜日に練習をしたいという感じで受け取ったが、早速水曜日の午後からステージ練習が行われていた。
　だからクーラーが効いていたのか、吹奏楽部の児童にはまたとない環境で練習は長時間に及ぶだろう。そこで、今日のお昼には避難所に戻らなかった。

　昨夜は消灯前に全く片付けも進んでいないというおばあちゃんが寝るだけに帰ってきた。朝５時に仕事に出たり、家の様子を見に戻る家族も居て、午前７時の朝食の時に避難所に残っていたのは僅かに４人。夜当番だった男性職員二人が人数を数えている。昨夜消灯前に寝に来たおばあちゃんは、職員さんからは死角。朝刊を読まれている最中だった。気づかれてないだろうなと思ったので、朝食を誘った。
　わたしが朝食を食べ終えても、残りの二人は朝食を取る様子がない。外は明るくなっているというのに、遅くカーテンが開かれても、しかし、まだぐっすりと寝ているところ。こいつらなんだろうと思います。隣のスペースの若い女性は、わたしが食事している時に一旦起き上がったようだったけど、扇風機のスイッチを入れると再びゴロンと横になったまま。明け方、午前４時から５時頃はいびきがすごい。明るくなって日が差し込んでくるとイビキは収まって静かになる。一方、深夜にでも何度もタバコを吸いに表に出ていく男性は、咳込みも大きい。それは『やまびこがきこえる』という流行語にもなったほど大きく、特徴的で後を引く。その男性も、朝の６時台はぐっすり。『食事の時間を７時半か８時ぐらいにしてもらえないでしょうかね』と希望を言うようになってきた。ヘビースモーカーで食欲が出ないのかもしれないけれども、そんな時間じゃ仕事が始まっちゃうよ。

　この二人。地震発生時はどうだったんだろう。男性の方は真っ先に体育館で場所を取っていた。未だ、体育館を避難所と認められていない時だ。コンセントの間近に陣取って、携帯電話の充電を確保するのが第一の優先事のようだった。コンセントを独占しないようにと、早い時期に注意を受けていた。私たちは携帯の充電を、小学校の先生方の行為に委ねていたうちにだ。公共の場の電気使用であることに気がまわらないのかしらね。
　日常の再建は誰任せなのか、８月15日に閉鎖される説明は受けているだろうが。
　強い地震が連続していた頃と違い、恐怖感が遠いものに成ったのか。
　昨日の朝刊には、ウネウネと蛇がうねるように紙面に割り込ませてある記事があった。どうしても差し込んでおきたいと思ったのか。

　地震回数、初のゼロ　前震から104日目　気象庁が発表している熊本地震の震度１以上の地震回数が26日、初めてゼロとなった。４月14日の前震発生から104日目。気象庁は「活動は収まりつつあるが、依然として続いている」として、引き続き注意を呼び掛けている。
　気象庁のまとめでは、４月14～30日の17日間に記録した震度１以上の地震は1093回。５月は520回、６月は214回と徐々に減少。７月は25日までに97回で、累計1924回だった。
　地震の規模を示すマグニチュード（Ｍ）3.5以上の地震に限ると、７月26日現在で265回で、1995年の阪神大震災以降に内陸・沿岸で起きた地震としては最多ペース。
　気象庁は「地震回数がゼロになったからといって、すぐに活動が収まるわけではない。地震回数は増減を繰り返しており、再び起きる恐れがある」と話している。

　でも、その記事の載った日に２度（13時17分に震度２，20時54分に震度１の）地震が有り。ぬか喜び記事になってしまった。
　茨城県で震度５弱の地震が起こったのは、23時47分の事だった。

　夕食のお弁当は、今週から三春ランチにかわりおべんとうのヒライ。「27日　日替わり弁当」。その実態は鶏唐揚げ弁当だ。栄養士の協力が有る、ということだったが、いつの間にか感じられず。味春ランチよりも大きめの弁当容器いっぱいに惣菜を並べたいようにしか見えない。容器のタイプもパターンが少なく、手間を省きたいのか、こういうところで経費を抑えているのか。鶏が大きく三個も入っている。それだけでもボリュームなのに、ミートソースパスタに味卵が付いているし、漬物が量が多い。塩分と水を摂って熱中症対策とはいえ、唐揚げの一個は生ごみに成った。